タンソンニャットに降り立った瞬間
こんばんは。レジュメ太郎です。
最近コロナウィルスが凄く蔓延していて、中々海外どころか外に出るのも厳しい日々が続きます。今日は、久々に過去の旅行を思い出しながらブログでも書きたいと思います。
今から約4年半前(2017年9月くらいだったと思います。)、友達とベトナム、マレーシア、台湾の3カ国旅行をしました。5日で3カ国を回るという効率良さそうやけどその分空港で過ごす時間も多いからホンマに効率いいかと言われると怪しい旅行をしてました。
その旅行では、初日にマレーシアのクアラルンプールに行って観光し、2日目の夜にクアラルンプールからベトナムのホーチミンへと向かいました。
マレーシアは比較的治安が安定してて多少ぼられかけることもありましたが東南アジアの中では安心して旅行できる所だと思います。
そしてホーチミンの「タンソンニャット国際空港」に辿り着きました。
マレーシア発16時、ホーチミン着18時くらいの飛行機だったと思う。ホーチミンに辿り着いた時、もう日は沈み真っ暗だった。
今日は疲れたからとにかくホテル(ホステル)に向かおう。そう思って、入国手続きを済ませた。
当然いつも通り送迎バスなど予約せず、現地のバスを使い宿に向かう。どのバスに乗るかは地球の歩き方でチェック済み。当時はレンタルwi-fiやSIMカードを借りることをしなかったので地球の歩き方だけが頼りだ。あとはそのバス番号(109番)の書かれたバス停を探すだけ。
そう意気込み、重いバックパックを背負いながら空港から出ようとした時のことだった。
ピピーツ!ピピーッツ!!ザワザワザワ
何やら外が騒がしいな。笛のような音がしきりに聞こえてくる。
ピピーッツ!!ピピーッツ!!
空港を出た瞬間、音がはっきり聞こえた。そこには大量の現地人(恐らくタクシーの客引きだと思われる)が、我先に自分のタクシーに客を乗せてやろうと、ひたすらこちらにアピールしてくる。かなりヤバみを感じる。そして音の正体は警官がその現地人を止めている音だった。
そしてバスを探そうと歩き出した。するとやたら現地人が話しかけてくる。みんな自分のタクシーに乗って欲しいのだろう。日本人はベトナムだと大金持ちだ。きっと大金を取れるに違いない。ただ、その様はまるで悪い事をした芸能人に群がるマスコミのようだった。
僕は話しかけてくる現地人を全て無視し、10分くらいひたすら109番のバス停を探した。だが見つからない。しょうがないから現地人に聞こう。藁にもすがる思いで、比較的大人しそうな現地人にバスの場所を聞く。その直後、彼はこっちにあるぞみたいな感じで僕らを誘導してくる。よかった。これでバス停に辿り着ける。そう思い彼に着いていくことにした。2分程歩くと、彼は突然立ち止まった。
ん?どこにもバス停らしきものはないぞ?そう思った時だった。
バスなんかええから俺のバイクに乗れ。と彼が言うのだ。
耳を疑った。バス停まで案内してもらえると思いきや、自分のタクシーに乗せてぼったくりたいだけじゃないか。こいつは話にならない。そう思い空港まで引き返した。
そして空港に引き返している道中だった。目の前を1台のバスが横切った。
ふと見ると、我々が探し求めていた109の文字が見えるではないか。
あのバスやん!!
そう叫び、気づいたら駆け出していた。そう、なんとしてもあのバスに乗らなければならない。
背負っているバックパックの重さなど完全に忘れ、ただひたすらに走った。このチャンスを逃す訳にはいかない。これ以上ここにいたらまたタクシーの客引きに合う。
ありったけの力を振り絞り、バスに飛び乗った。
値段は20000ドン(約100円)だった。バスに乗った瞬間、どっと疲れが来た。そしてホステル近くのバス停で降り、フラフラになりながらもなんとか宿へと辿り着いたのであった。
その後のベトナム滞在中もいろんなことが起きましたが、またそれは別の記事で紹介したいと思います。
※この旅行では特にWi-Fi環境は準備しませんでしたが海外に行く際はレンタルWi-FiかSIMカードを入れることを強くオススメします。空港の無線LANばり便利ですが、空港以外は、基本インターネットに繋がらないので、予めネットに繋ぐ手段は用意しておいた方がいいと思います。
今回は旅行記でした。それでは次回のブログでお会いしましょう。
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