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Monument Valley

Mississippi 州から Washington 州への引っ越し道中、先日アップした White Sands National Park に続き、西部劇で有名な Monument Valley に立ち寄りました。

モニュメント・バレー はユタ州とアリゾナ州を跨ぐ位置にある、ナバホ族の居留地区であり、彼らの聖地であります。

この日は一日中強風が吹き荒れ砂埃が凄かったのですが、南におよそ 400 km 離れた場所の (グランド・キャニオン国立公園近郊の町で知られる ) Flagstaff 周辺で起きた山火事の影響で、空も霞んでおりました。

Monument Valley を見て回る方法としては、ナバホの人たちが運営しているツアーに参加するか、自分の車で廻るかなのですが、ツアーで無ければ立ち入れないルートもあります。ただツアーは現地でツアーの中身を確認し、その場で決める感じになります。自分の車で巡る方は、所々かなりガタガタした道になっています。極端に車高が低い車でない限りは大丈夫だと思いますが、運転に自身の無い方は SUV の方が良いかもしれません。ちなみに私は普通の乗用車でした。

西部劇の巨匠、ジョン・フォード監督から取られた John Ford's Point からの一枚です。時間によってナバホの方が馬に跨ってここに登場し、写真を撮らせて貰えます。私が訪れたときは残念ながら現れませんでした。
ニコラス・ケイジやクリスチャン・スレーターが出演した 2002 年公開の【ウインドトーカーズ】の冒頭 (だったか?) に登場する鷲のような絶壁。太平洋戦争を舞台にナバホ族の暗号通信兵が活躍する映画です。
実際は乾燥しきっていたのですが、逆光気味の光が照らす、あるいは影になった部分の岩肌は、濡れているとしか思えいなくようなしっとりした感じに見えます。残念、腕がいまいちで写真で捉えられませんでした。
Monument Valley といえば、やはりこの眺めで、ビジターセンターから望めます。夕暮れ時だったにもかかわらず、あまり他に人がいなかったので場所取りをする必要はありませんでした。
前日の強風が嘘のように穏やかではあったのですが、400 キロも離れた場所の山火事の影響で、空が霞んでおりました。John Ford's Point からです。
この巨岩は推定で高さ 8 ~ 10 m ありました。  
この岩の名前は『ふたこぶらくだ』だと思ったのですが、(手袋の種類) のミトンでした。これは左手で、右側にやはり右手ミトンを連想させる岩があります。
デス・マスクを彷彿させる岩。伝わり難いと思いますが、まるでアイスクリームをすくったような、滑らにくり抜いた岩肌でした。
砂丘です。そこまで行っている人を見たのですが、(トレイルらしいものが無いので) そこへ行って良いのか判断ができず、パスしました。ナバホ族の聖地でありますしね。
西部劇ならば、ならず者集団から必死に逃げる駅馬車が描かれるシーンに使われた狭路だったのではと想像。
こちらはトム・ハンクス主演の【フォレスト・ガンプ】の舞台で登場した Monument Valley へと続く道です。何組かのグループはガンプよろしく、ランニングしている姿を動画に撮っておりました。やはり山火事の影響で空が変わった色となっておりました。

次回は高級リゾートタウンで有名なコロラド州 Aspen 近郊にある Maroon Lake になります。






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