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初登院お見送り&参議院本会議傍聴に行ってみた【後編:参議院本会議傍聴】

2022年(れいわ4年)8月3日 第209回国会召集日
れいわ新選組国会議員の初登院を灼熱の正門前で見送った後、有志で参議院本会議を傍聴してきました

(以下、参議院ウェブサイトから)

本会議の傍聴

 参議院の本会議は、原則として、自由に傍聴することができます。
 傍聴を希望する方は、本会議開会当日、傍聴受付窓口(参議院別館議員面会所内)までお越しください。開会時刻の30分前から先着順に傍聴券を交付いたします。
 また、参議院議員の紹介により傍聴することもできます。この場合は紹介議員を通じて傍聴券の交付をお受けください。
(現在は、新型コロナ対策として検温やマスク着用が必要ですので、リンク先でご確認ください↓)

本会議開会時刻の30分前、つまり9:30から先着順のところ、初登院お見送りしてたら、傍聴受付到着が9:50に!

一般傍聴券は先着30人とのことでダメかなーと思いつつ受付に行きましたが、20番くらいでした。

受付にめちゃくちゃ時間がかかり、更に厳重すぎる警備をくぐり、決してよそに行かないよう徹底した案内のもと、本会議場に入れたのは10:20頃でした💦
やっぱり受付から30分かかるんですね…

携帯もApple Watchでさえ持ち込み禁止。
1時間ほど、警備の方の監視下で、拍手を我慢しながら熱い眼差しで応援してきました。

さすがに今日は、居眠りも携帯いじる人もいませんでした。

この日の本会議の内容です↓

〇議事経過 今三日の本会議の議事経過は、次のとおりである。
開会 午前十時一分
日程第一 議席の指定
  議長は、議員の議席を指定した。
 事務総長は、暫時、議長の職務を行うことを宣告した。

日程第二 議長辞任の件
 右の件は、これを許可することに決した。

 議長の選挙
 右の選挙は、無名投票の結果(投票総数二三四、過半数一一八)、
 尾辻秀久君が二三四票をもって当選した。
 事務総長は、議長尾辻秀久君を議院に紹介した。
 議長尾辻秀久君は、就任の挨拶をした。

日程第三 副議長の選挙
 右の選挙は、無名投票の結果(投票総数二三三、過半数一一七)、
 長浜博行君が二三三票をもって当選した。
 議長は、副議長長浜博行君を議院に紹介した。
 副議長長浜博行君は、就任の挨拶をした。

 山崎正昭君は、議長及び副議長に対し祝辞を述べ、前議長に対し謝辞を述べた。

 前議長山東昭子君は、挨拶をした。

日程第四 常任委員の選任
 議長は、本院規則第三十条の規定により各常任委員を指名した。

日程第五 常任委員長の選挙
 右の選挙は、その手続を省略して議長の指名によることに決し、議長は、次のとおり各常任委員長を指名した。

 内閣委員長   酒井  庸行君
 総務委員長   平木  大作君
 法務委員長   矢倉  克夫君
 外交防衛委員長   馬場  成志君
 財政金融委員長   豊田  俊郎君
 文教科学委員長   山下  雄平君
 厚生労働委員長   山田   宏君
 農林水産委員長   長谷川  岳君
 経済産業委員長   石橋  通宏君
 国土交通委員長   古賀  之士君
 環境委員長   古賀 友一郎君
 国家基本政策委員長   室井  邦彦君
 予算委員長   山本  順三君
 決算委員長   松村  祥史君
 行政監視委員長   吉田  忠智君
 議院運営委員長   福岡  資麿君
 懲罰委員長   鈴木  宗男君

 特別委員会設置の件
  右の件は、議長発議により、

災害に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため委員二十名から成る災害対策特別委員会、
政治倫理の確立及び選挙制度に関する調査のため委員三十五名から成る政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会、
北朝鮮による拉致等に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため委員二十名から成る北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会、
地方創生並びにデジタル社会の形成及び推進等に関する総合的な対策を樹立するため委員二十名から成る地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会、
消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策を樹立するため委員二十名から成る消費者問題に関する特別委員会、
東日本大震災からの復興に当たり、その総合的な対策樹立に資するため委員三十五名から成る東日本大震災復興特別委員会を設置することに全会一致をもって決し、
政府開発援助を始めとする国際援助・協力に関する諸問題の調査並びに沖縄及び北方問題に関する対策樹立に資するため委員三十五名から成る政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会を設置することに決し、議長は、特別委員を指名した。

日程第六 憲法審査会委員の選任
 議長は、参議院憲法審査会規程第三条の規定により憲法審査会委員を指名した。

 情報監視審査会委員辞任の件
  右の件は、堀井巌君、牧山ひろえ君の辞任を許可することに決した。

 日程第七 情報監視審査会委員の選任
 右の件は、猪口邦子君、上野通子君、こやり隆史君、堀井巌君、牧山ひろえ君、石川博崇君、高木かおり君、浜口誠君を選任することに決した。

 日程第八 政治倫理審査会委員の選任
 議長は、参議院政治倫理審査会規程第七条の規定により政治倫理審査会委員を指名した。

 休憩 午前十一時十五分
 再開 午後一時一分

 日程第九 会期の件
  右の件は、三日間とすることに決した。

 散会 午後一時二分
(引用おわり)

こちらから審議中継の動画が見られます。(視聴できるのは、各国会ごとに、会期終了日から1年が経過した日までとのことです。)

https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

参議院通常選挙後の臨時国会召集日の議事は、毎回おおむねこの内容のようですので(参議院公報や国会会議録検索システムにより検索可能)、午前だけで1時間くらいは傍聴できますね。

大半の時間が、議長の選挙と副議長の選挙にあてられます。

木札と投票用紙を持って、全参議院議員が点呼され、壇上に投票しに、ぐるぐるぐるぐる…
これを2回見られます✌

れいわ新選組、水道橋博士の議席は、なんと演壇の目の前!
迷いようがなく、席につけたようです。

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(画像は水道橋博士「はかせ日記」から借用)

山本太郎代表は、水道橋博士の左後ろ。
この2人の席は、ぐるぐる投票の間、終始中継に映りっぱなしでした💦

舩後靖彦議員、木村英子議員、天畠大輔議員は、介助を要する関係で、特例的に、左斜め後ろの最後列の席です。

【本会議場の議席の決め方は?】(リンク先から引用)
 本会議場で各議員が座る席は決まっており、「議席」と呼ばれています。議席は召集日の本会議において議長が指定しますが、その区分については衆議院、参議院ともに会派別に分けられています。衆議院では、議長から見て右側から左側に向かって大会派順に割り当てられているのに対し、参議院では、議席の中央を大会派が占め、その左右に小会派が位置しています。各会派とも当選回数が少ない議員ほど演壇から見て前のほうに座り、当選回数を重ねた議員になるほど順次後方の席に座っていくのが一般的です。
 ちなみに、帝国議会の貴族院においては、最前列の席に皇族が座るなど、議席は爵位によって決められており、衆議院では、明治37年(1904年)を境に、それまで抽選によって議席が決められていたものが、それ以降は会派別に改められたということです。

画像2

↑実は開会前が1番大きく映りました。
 今後も注目してみましょう!?

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↑水道橋博士登壇。もうすぐ木札と投票用紙を渡します。

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↑山本太郎代表が投票

画像5

↑舩後靖彦議員がスロープを通って投票へ。
投票用紙は、介助者でなく直接、舩後議員の手から参事が受け取りました。

(本会議の写真は全て、参議院審議中継をPCで視聴しながら撮影。傍聴中は撮れません。)

こんな感じで、本会議でのお仕事ぶりも、予約なしの先着順で傍聴することができます。

初登院の後に傍聴もしようなんて、
よく思いついたな我々も(笑)

※委員会の傍聴は、本会議の傍聴の仕方とは異なりますのでご注意ください。

委員会・調査会の傍聴

 委員会・調査会を傍聴するためには、参議院議員の紹介と当該委員会の委員長又は調査会の会長の許可が必要です。参議院議員を通じてお申し込みください。
https://www.sangiin.go.jp/japanese/taiken/bochou/kengaku.html


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