徹底した第一次産業への応援ー食料の安全保障ーれいわ新選組 衆議院議員 たがや亮×山本太郎
衆院選を受けた特別国会が召集された2021年11月10日の夕刻。れいわ新選組の衆議院議員 山本太郎さん、たがや亮さん、大石あきこさんの３名が新宿駅東南口で合同街頭演説会を開催しました。今回はその中から、たがや亮さんのご挨拶部分を中心に文字起こししました。
たがや亮：
私は千葉の外房、北は芝山、横芝光町、南は勝浦、南北100キロのでかい選挙区なんです。そこは何が盛んかといいますと一次産業。コメ農家さんとか、漁業、林業、みんな廃れています。なぜかというとコメの値段が１俵あたり9000円。国の試算では1万2000円ないと赤字です。1万6000円でなんとか利益が出る。2万円ないと跡継ぎはこない。そういう世界です。しかしなぜこれだけ疲弊しているかというと補助金を出さない。減反減反。どんどんカットカット。予算がない。みんな赤字なんです。人件費も出ない。それが地方の現状です。ちょっと地方の現状を皆さんにお知らせしたいんです。そんな状況で国が何も助けない。当然市町村はお金がないんです。どこも貧しい。住民サービスをバンバンカットしている。その中でまだ国は助けない。これはひとえに、ずっと私たちが言っている緊縮財政、これがすべての元凶です。
いつから変わったか。1989年から舵を切られて大転換しました。それまでは緊縮財政じゃなかったんです。あの70年代、60年代の政策、皆さん覚えてますか。池田勇人先生の所得倍増計画から始まって、その後佐藤栄作さん田中角栄先生につないでいった。あの時はどうでしたか、皆さん。よく覚えてませんか、先輩方。何をやってたか。道路を作って地方を豊かにしてった。新幹線走らせて地方にヒト・モノ・カネを運んでいった。そして角栄さんは、それだけじゃダメだ。社会保障の充実をこれから日本はやらなければダメだ。そう言って100年安心年金始まりました。何が良かったか。みんな将来に不安がなくなればお金使うじゃないですか。そうですよね。皆さん使いません？将来安心すれば。使いますよね。そうやって日本の経済、エンジンが動き出して、高度成長そして経済大国になったんです。誰かさんがやってる政策に似てませんか。「れいわニューディール」に似てませんか。「コンクリートも人も」 角栄さんがやったことと同じなんです。だから代表はたまに田中角栄の再来だなんてね、言われたりしております。今もう一回、私たちにその政策、やらせていただきたいんです。豊かになる。老後も安心して暮らせる日本。これを私たちに旗振り役やらせてもらいたいんですよ。（中略）
いや嬉しい。もうね、ぼく6年ぶり。こんな人の前で。外房は自然が豊かで本当にきれいなところなんです。だけども人がいない。車社会。誰に話しかけているかと言うと、たぬきさん、ハクビシン、時には海に向かって、お魚さんに喋りかけてるんです。でもこれも角栄さんや小沢一郎先生の教え。喋ってれば誰かが家の中で聞いている。その一票一票を忘れるんじゃない。これが政治。政治は生活だって。どうですか。今の政治と比べて。暖かくないですか。血が通ってません？ 最高でしょ。これを代表中心、私たちがやりたい、やらせていただきたい。（中略）
山本太郎：
第一次産業、重要ですよ。食べ物ってめちゃくちゃ重要じゃないですか。人間が生きていく上で何が必要ですか。まず空気、水、食べ物。この3つをしっかりと手放さないようにしなきゃいけない。例えばですけれども大気汚染であったりとか核事故であったりとか、そういうもので空気を汚染するわけにはいかない。水もそう。そして何よりも重要なのが食べ物。第一次産業。これは食料の安全保障ですよ。そこに関してこの国はどうなってますか。考えてみれば海外からの輸入に多くを頼ってしまっている。この国において多くを自給できるような形にしていくためにはどうすればいいのか。アメリカを見習えばいいんですよ。よその国を見習えばいいんですよ。つまりは何か。農家が一番、生産者が一番生活が安定するという状況を国が作っていくしかない。当然なんですよ。一番リスペクトされるべき職業。なぜならば国を守ることに直結する。この国に生きる人々を守ることに直結するから。どういうことがされているか考えてみれば、アメリカの農業予算の6割は生産物を買い取るために使われてるとも言われている。つまりは、作れるだけ作っていいよ。作りすぎた、できすぎたときには価格が落ちる。でもその落ちた分はちゃんと補償する。逆にできなかったときにもそこは補填する。できすぎたときには国が買い取る。そして所得が少ない人たちに食料を配る。一番循環する。そういうことをどうしてやっていかない。
海外から食料でコントロールされるような国になればもう終わりですよ。自分たちの食料を40％そこそこしか自給できてない。この時点でおかしい。私たちれいわ新選組は徹底した第一次産業への応援、国による買い取り、とにかく生産者に対して所得を補償していくということをやっていきたい、そう考えています。
この30年、自民党によって壊されてきた日本を取り戻す。
れいわ新選組の積極財政の姿勢は農業政策にも向けられています。
不可能なことではありません。れいわ新選組の「れいわニューディール」にご注目ください。
(=^･ω･^=)ノ ---------------------★
れいわ新選組 公式サイト
https://reiwa-shinsengumi.com/
支持者＆ボランティア向け情報サイト
「We Are れいわ新選組」
https://reiwas.info/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？