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【狂気】Netflixオリジナル長編コンテンツ見終わったあるある。feat. ストレンジャーシングス
あぁ、ストレンジャーシングス見終わっちゃった。
今の気分。心のなか。実に忙しない。
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まずは、「解放された…」という気分。
こういう風に長編の連続ドラマにハマっちゃうと生活リズム壊しても見ちゃうので。何日も。
正直、最近始めたヨガとかできてない日もあったりして。
これでようやく、自分を取り戻せそうな兆しを感じるというか。
まさにCLOSE GATEした感じというか。
自分がこれ以上壊れなくてホッとした感じがまず最初に訪れる。
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次に、やはり喪失感が襲ってくる。
もう見終わってしまったという、この虚無な感じですよね。
「時間を巻き戻せるなら」なんてことは僕は滅多に思わないけど、今は心からそう思う。
2回目見れば良いじゃん、ではないのよ。
やっぱり1回目とは違うのよ。
それにこの作品については、もう1度見たいとは正直思わない。
じゃあどうしたいのよ、って答えられたら、こんな馬鹿みたいに文章書いてないわよ。
見終えたことの達成感なんか微塵もない、今はただただ、見終わってしまった喪失感に苛まれている。
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少し時間が経つと、津波のような「後悔」が押し寄せてくる。
失ってしまったものは、もう失ってしまったもの。
そこへの喪失感を事実として動かしようのないことを自分のなかで認め始めると、S派のように、後悔が怪しく、そして予想だにしない大きさで押し寄せてくる。
あそこ寝ぼけながら見てたよな、とか。
ご飯食べながらあのシーン見てたよな、とか。
ケータイでメール打ちながら見てたよな、とか。
別に、「何もかもを手放して、正座で、画面と正対して全てを真剣に受け止めればよかったのに」とまでは言わないし思わない。
仕事も頑張っている今の時期、それは難しいのはわかっている。
ただ、自分はこの作品と真剣に向き合ったのか?本当に楽しみきったのか?という視点で、非常に後悔を感じるのです。
あぁ、もっと眠い目擦って真剣に見ればよかった。
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最後に、焦燥感。
「ない…、ない…、ない…!」
もう見るものがないじゃないか。はぁ…はぁ…、という気分。
Netflixで探しても、もうストレンジャーシングスはない。
この焦燥感は、おそらく薬物を使った後に近いものがあるのでしょうか。
もうストレンジャーシングスを見てしまった以上、この快楽ループからは抜け出せないのです。
いや、違う。
もう僕はこの快楽ループのなかにいたのでしょう。
作品に生活を依存させ、体を壊す。
見終わることで一瞬、助けられたような気分になりつつも、その直後には既に、Netflixを血眼になって激漁りしてる自分がいる。
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そして今、これら全てが心のなかにある。
もうパンパンです。耐えられない。
何か見なきゃ。
そうだ、いっそ、注射でいいや。
僕の脳みそに注射のようなもので、面白いコンテンツを液体にして注入してほしい。
あぁ、見るものがない。見るものがない。
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