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満開の桜の下。には・・・

どこを見ても春🌸春🌸春。
春真っ盛り🌸
気分もるんるん🎶してきます。

春といえば桜。
私は桜で思い出すのが、母校の桜並木。
学校には桜がよく似合います。

私の母校の高校は、桜の名所と言ってもいいくらい、
校門からまっすぐに伸びる道沿いには
大きな桜の木が並んでいました。

しかも、住宅街の行き止まりにある学校だったので、
校門の前を行き来する車はなく、
通る人は近所の人と生徒のみ。

今思えば、なんて贅沢なロケーションだったのだろうと思います。

高校時代は私の人生の中で、
最初の重要な通過点でした。

中学生まで内向的というか陰気というか、
自分らしさを全く出せていなかった私が、
初めて「自分」を出せたのが高校に入学してからでした。

その高校は生徒の皆さん、
頭の回転が早く、面白い人たちばかりで、
毎日が刺激的で、楽しくて仕方がありませんでした。

そして世の中には色んな人がいることを教えてくれたのも
不思議な人たちへの免疫をつけてくれたのも
この高校でした。

ある桜が満開の春。
下校のため校門を通ると、

なんと、校門前の桜の木の下、
アスファルトにレジャーシートを敷いて
お弁当を食べながら花見をしている女子生徒が3人…
もちろん制服です。

「変人だ…」

素直にそう思いました。
公園で花見をするのならわかるのですが、
校門前は単なる路上。

そんなところで花見をする人は他にはおらず、
当然、近所の人や下校する生徒がガン見する中、
平然と花見をしている。

世の中には不思議な人がいるなあ

同世代、同じ高校の生徒でありながら
そんなことを思ったのでした。

けれど、当時は「変人」と思っていましたが
今考えれば、見方を変えると
「周りの人が自分のことをどう思おうとするのかは気にせず、
自分の好きなことをする」
人たちだったのだなあと思います。

これって、常識に囚われていると
できそうで、なかなかできないこと。

大人になった自分は
この「常識に囚われている」ところから
どう突き抜けられるのかを
日々模索しております…


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