見出し画像

丁寧な挨拶をするなら「歩きながら」はNG

見た目の美しさと

そのネーミングに惹かれて購入した「琥珀糖」。


仕事の合間にお抹茶で一服。

至福のひとときです。


さて昨日は夫の通院のため

付き添いで病院へ。

お盆休み直前とあり待合室は超満員。

2時間待ちました…

そんな中、私の目を引いた一人の高齢の女性。

別室で受けていた検査が終わり、

看護師さんに付き添われて

待合室へ戻ってくるところでした。

小柄で可愛らしい感じの女性。

高齢のためか足元が少しフラフラしてます。

歩きながら看護師さんから

次の説明を聞いていらっしゃったのですが

と、その女性。急に立ち止まり

看護師さんに向かい

「ありがとうございました」

と頭を下げたのです。

立ち止まるなんて

考えてもいなかったであろう看護師さんは

そのまま歩き続けていたので

女性は背中に向かって

お辞儀をしていたのですが…

それを目の前で見ていた私は

「この年代の方は、自然とそれができるんだな」

と感心してしまいました。

今の私たちくらいの年代であれば

絶対に”歩きながらお礼を言う”場面。

それを、わざわざ立ち止まり

それから頭を下げたというのが

なんとも丁寧!!

礼法講座や研修では

「1回1動作」

「”ながら”はしない」

とお伝えしています。

歩きながらのご挨拶は

心がこもっているとは言い難く、

流して言っているだけのように受け取られます。

丁寧なご挨拶は

一度立ち止まり、正対してから挨拶をします。

お礼であれば、尚更ですね。

日常の中で、自然にそれができるのは

体に身についていないとできないこと。

私ももっと

丁寧に日常を過ごしたいと思う出来事でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?