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久しぶりの歯医者さん

そういえば、最近父は歯医者に行っていないのでは?と思い、聞いてみると、やっぱり1年くらい行っていなかった。

1年前まで、父は毎月歯医者に通っていた。私は、「毎月は行き過ぎじゃね?」と思っていたのだが、父は「歯が丈夫ですね」と歯医者に褒められるのが嬉しくて通っていたようだ。

しかし昨年、週3回の透析通院、週2回のデイサービスを始めたため、時間の余裕がなくなり、父は歯医者通いをやめてしまっていた。

久しぶりに歯医者に行こう!と父を誘って、一緒に歯医者に行くことにした。歯医者は実家のすぐ近く、父の足でも5分で着く距離だ。

歯医者に行く日。予約時間の45分前に実家に行くと、父はまだ寝ていた。母に聞くと、「起こしたんやけどね〜 起きんとよ〜 」 と予想通りの答え。

予約時間の30分前になったら父を起こしに行く、20分で準備して、10分前に家を出れば、予約時間の5分前に到着、というのが私の計画。

30分前になったので父を起こしに行った。ゆっくり待とうと思っていたのだが、父は10分で準備完了。そうなの?本気出せば起きて10分で準備できるの?

少し早いが実家を出発した。行く途中で、歯の調子はどうかと父に聞くと、あちこち痛いと言った。やはり1年も放置してたらそうなるか。

予約時間より早く着いたため、父より後に来た人が、先に診療室に入って行った。父が「俺の方が先に来たのに・・」と不満をもらす。いやいや、早く着きすぎたのこっちだから。

父の順番になり、看護師さんから歯の状態について聞かれた。父が「特に問題はありません」と答えた。

違うやん!さっき、あちこち痛いって言いよったやろー!

あちこち痛いと言ってました、と私がチクリ、レントゲン検査をすることになった。検査結果は、予想を上回りボロボロだった。

虫歯あり、ぐらついている歯が半分以上、歯茎からの出血もひどい。せっかくの自慢の歯だったのにね。残念な結果だった。まあ仕方ない。歯が抜けてしまう前に気づいてよかったよね。

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