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アレクサでケアマネ訪問対応

要介護の父は月に一度、要支援の母は3か月に一度、それぞれの担当ケアマネジャーさんが実家を訪問する。

8月の猛暑日、午前中に母のケアマネ、午後に父のケアマネの訪問予定が入っていた。実家は自宅から自転車で10分の距離だが、どうしても行く気にならない。だって暑いんだもん。最高気温は36度らしい。

よーし、今日はオンラインで参加しよう。私のスマホと実家のアレクサを繋いで、話すことにした。

午前中は母のケアマネさんが訪問。このケアマネさんは、父が要支援だった頃に、父を担当してもらっていた。実家の状況を把握してくれているので、話が早い。母との相性もいい。滞りなく打ち合わせは終了した。

オンラインでも特に問題なし。なんならケアマネさんもオンラインでよさそう。家に訪問しなきゃダメっていうルールがあったりするのかな?

さて、午後は父のケアマネさんが訪問。父の場合は、いろいろ気を遣う。父の正面にアレクサを置き、父には「私はテレビ電話で参加するよ」と伝えた。ケアマネさんには、父の聞こえやすい方の耳、右耳側に座ってもらった。

話の流れで、先日の「父が一人で床屋に行った話」になった。父は「余裕で行けました」という風に話していたが、実際は違う。

いつもなら、こっそりケアマネジャーさんに伝えるのだけど、今回はアレクサの真正面に父がいるので、こっそりというわけにはいかない。

父は一人でバスに乗って床屋に行ったが、帰りはバスに乗れなくて、私が迎えに行ってタクシーで帰ってきた、と補足説明をした。父の場合はアレクサだとちょっとやりにくい。

父は、周りを見渡したり急に席を立ったり、なんだか落ち着かない様子だった。「テレビ電話だよ、私は今、自分の家にいるよ」と説明したが、父には状況を把握しにくかったようだ。もしかして私を探してた?

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