読書記録&雑記(2019.7)

7.2 湊かなえ「告白」

7.6 秋吉理香子「自殺予定日」*

7.8 湊かなえ「境遇」*✿

7.12 辻村深月「朝が来る」*

7.13 ヘミングウェイ「老人と海」*

7.16 太宰治「女生徒」

7.30 村上龍「限りなく透明に近いブルー」*

7.30 中島らも「アマニタ・パンセリナ」*

7.31 三浦しをん「舟を編む」*

7.31 ジョーン・G・ロビンソン/訳・高見浩「思い出のマーニー」


今月は自由な時間を多く持てたので読書や音楽などに十分な時間をさくことができた。

まずは読書について。先月からイヤミス系が自分の中でブームだったのだが、今月読んだ湊かなえの「境遇」はとても考えさせられる作品だった。

同じ境遇だったから親友になれたのか。この問いは私自身が何度も抱いたことのあるものだった。類は友を呼ぶと言うが私の友人や好きになるアーティストは私と同じような境遇の人物が多い。

人間は完全にわかり合うことはできないと思う。自分で自分を完全に理解できないのに他人にそれを求めるのは間違っているからだ。だからこそ想像力が必要なのだが。そして私と境遇が違う人と似た境遇の人は私に対して必要な想像力が違う。少ない想像力で接することができて楽だから一緒にいる。類は友を呼ぶの本質はこれに尽きると思う。しかしそこから相手の親友のポジティブにまで上り詰めるには境遇だけでは難しい。

だから境遇が似ていたから親友になれたのか。この問いに対する私の答えはきっかけはそうだが、その後は違う。である。

次に音楽について。最近はSHE IS SUMMERというソロユニットの音楽をよく聞いている。POPなメロディと恋心の機微を見事に表現した歌詞が聞いていて心地いい。またどんなシチュエーションで聞いていても、今は違うな、とならない不思議な魅力がある。聞いたことがない人がいれば是非聞いてみて欲しい。

この雑記は推敲せず初めに書いた文章をそのまま投稿すると決めているので読みにくい文章で申し訳ない。境遇の話はまた後日他の記事でまとめるかもしれない。暑い日々が続くが、これを読むあなたの夏が充実したものになるよう祈っている。

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