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結局辿り着く、日本酒が美味しい街


伏見桃山の酒フェス


京都の伏見桃山。日本三大酒処の1つであり、「伏見の女酒」として知られる、やわらかくふくよかな味わいの美酒を生み出す日本有数の銘醸地だ。
3月2日に酒フェスがあったので、日本酒好きの私は母を誘って出陣した。

普段は電車が嫌いで車移動ばかりな母も、本気で試飲するために二人で1時間半ほど電車に揺られて会場へ向かった。

早く試飲したかったが、お腹が空いていたので急いで「鳥せい」さんの唐揚げを食べて試飲の準備をした。唐揚げも美味しかった^^

購入した日本酒


結果購入したのは、月桂冠のレトロボトルと、玉乃光の94の2本である。
抱えてきたリュックに大切にしまい、お家まで背負って帰ってきた。
元々レトロボトルは大好きだったので、久しぶりに飲みたくて再購入し、玉乃光の94については、焼き鳥柄のラベルも気になってたので今回初めて挑戦することにした。


清酒 玉乃光 純米吟醸 94

ラベルには94(きゅうじゅうよん)ってふりがな振ってあったけど、焼き鳥の"串"と"94(くし)"を掛けてる…!?
人の味覚を再現した味覚センサーを用い、焼鳥など串料理との相性を追求したお酒らしい。ネットの情報によると、ぬる燗・熱燗に適しているそうで、こってりとした味(さばの味噌煮、味噌おでん、焼き鳥、鰻の蒲焼、ビーフシチュー )に合うそう。

焼き鳥のラベルがシュールで可愛い

実際に飲んだ感想は、まず、美味しい!笑
飲む前の香り自体はそんなに強くないのに、口に含んだ後の香りがちゃんとあってびっくりした。後味が甘め(フルーティ系じゃない甘さ)で、少しだけ個性的な味がする気がする…。コクがあって私の好みでした^^


月桂冠 レトロボトル

甘くて濃厚でとっても美味しいお酒。
ちなみに、冷やして飲むのに適しているそう。

まずこのボトルが可愛すぎるよね。

色といい形といい、可愛すぎるレトロボトル


それから2週間後…


酒フェスから2週間後の土曜日、国宝である石清水八幡宮にお参りに行きたくてまた京都までやってきた。ロープウェイに乗って山を登り、参拝をして、御朱印をもらってルンルンで降りてきた。

その後のプランは決めていなかったので、母が好きなちりめんじゃこが伏見稲荷に売っていると言うので、急遽電車に乗って京阪の伏見稲荷駅へ向かうことに。
車内は空いていたので座席に座ることができた。

京阪電車はシートがふかふかで気持ちいい〜と思っていた矢先、石清水八幡宮駅から2駅目の中書島駅で電車が止まってしまった。事故により、運転見合わせとのこと。全く動く気配がなく、どうしようかと悩んだ挙句、お昼ご飯も食べてなかったので一旦電車を降りることにした。

降りて改札まで向かっていると…あれ、つい最近見たような景色が…
京都の人間じゃないので「中書島駅」に馴染みがなかったが、
よく考えれば2週間前に酒フェスで降り立った駅ではないか…!!! 笑

結局、2週間前に見た景色の街を再度散歩することになった。
それにしても伏見大手筋商店街の賑わいはすごい。
子ども向けのイベントが開催されていて、日本が少子化で悩んでいるとは思えないほど子どもたちで溢れていた。そういうところも、すごく素敵な街だと思う。

終わり


日本酒も美味しいし、子どもの笑顔が溢れる街、伏見桃山。
行くつもりもなかったのにわざわざ1時間半かけて降り立ったところが2週間前に来たところ。これはもうこの街に縁があるとしか思えない体験でした。

またいつか、美味しい日本酒を買いにお世話になります。

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