生きるチカラをくれたヨガのこと

こんにちは！Reiraです。
海外生活の中で、心身の健康維持にと誘われ初めて行ったヨガレッスン。あれから十数年、帰国した後も引っ越しや出産で何度もブランクはありましたが、気づけば必ずヨガに戻り、今も私の生活の中にヨガの時間は大切に存在しています。

子供の頃から好奇心だけは人一倍旺盛、首は突っ込むけれど長続きしない。。。母にもよく呆れられ、言い返せない自分が悔しかった。あの頃の私が今の私を知ったら、胸を撫で下ろすに違いありません。あぁ、本当に私にとって必要なものには、必ずベストなタイミングで出逢うものなのだと。

残念ながら身体が硬い私は、ずっと初心者～心身のリラックスを目的としたヨガクラスで基本アーサナを繰り返していました。それが気持ちよかったし、楽しかったのです。ところが数年前のある日、レッスンの帰り道にぼんやり歩いていたとき、ふと気がつきました。「あぁ、私いま生きていることが嬉しい！」と。

うまく言えませんが、人間としての基本的な生命力、生きる勇気、活力のようなものが静かに内側から湧き上がってくる感覚でした。その後も、ヨガレッスンの後はなぜか毎回、身体に生命力が満ちてくる感覚が。この不思議な感覚はなぜ起こるのか、自分に起こっている変化の理由を知りたくて、ヨガとヨガ哲学を学ぶ師を探し始めました。

１年後、信頼する方からの紹介で素晴らしい師と出逢うことができました。これほど日本だけでなく世界中にヨガスタジオが溢れている中で、ヨガを学ぶ場所に困るとは思ってもみませんでした。きっと、自分はどのようなヨガを学びたいのか？自分にとってヨガとは何なのか？それを自らに問い続ける必要があったのだと思います。そして、やっと１年前から本格的にヨガ哲学とアーユルヴェーダの学びをスタート。

素晴らしい師の姿、人としての在り方に触れる度に、私自身もいつかヨガをお伝えする側に立ち、本来は誰もが生きる喜びに満ちている存在だということを体感して欲しい、本当の自分を生きる感動を全身で味わって欲しいと思ようになりました。

まだまだヨガの学びにおいては初心者ですが、貴重な気づきを積み重ねることで、生活や目に見える景色は何も変わらずとも、この世界は輝きと感謝で溢れているのだということが内側で感じられるようになりました。この世界をどう生きたいのか？その答えは本当にすべて内側の自分が知っていたのです。

毎日のヨガの実践の中で、内側の自分との対話を深め観察し、身体を通してその声を体現していくこと。それが、私が思うヨガ、『感性のヨーガ』です。

本来豊かに備わっている自身の感性のみを鍵として、人は無数に存在する未来への扉をそれぞれに選択し、開けていく。人の数だけ、出来上がるオリジナルな人生の軌跡。それらに優劣はなく、どの道も最高に輝いている。

その自分の道をこれからも一歩一歩、『感性のヨーガ』で歩いていけたら最高だなぁと感じています。

時代は急変し、未知なことに向き合って大変な思いをされている方も多いと思います。どうか、一人でも多くの方が自分なりの『生きる力をくれるもの』に出逢い、今日一日を喜びに満ちて過ごすことができますように。

いつも私に、大切な気づきと感動をくださる師に、心からの感謝と共に。

お読み頂きありがとうございました。
すべての人にとって、どうぞ素敵な一日になりますように！

心を込めて。