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1000日分の140稲垣吾郎。君ならどうするPart2.

どうするどうする。
君ならどうする。
例えばもし。
人に譲ったチケットが、自分よりもすごくいい席だったら。

…ねー。

先行抽選で漏れてしまい、追加応募がいくつかのサイトでできると知って、ポチポチと申込みしたら、同日がとれてしまった、というのはまぁ珍しくはないお話。
どちらもコンビニ発券なので、発券しなくては座席がどのあたりかは分からない。

「じゃあ両方発券して、いい座席のほうを自分がとって、もう1枚を誰かに譲ればいいじゃん?」

ですよねぇ。
でも、おそらく転売防止対策だと思うのですが、公演週間前にならないと発券できないサイトもございまして。
そしたら別サイトのやつ発券しちゃうと、お譲り先探して、決まってから1週間で送って受取してもらって振込してもらって…ってなると、かなりハードじゃないですか。
しかもこのコロナ禍で、なかなか「行ける!」っていう方も見つからないですし。
発券前なら番号お知らせすれば、先方ですぐに発券できるし、お互いやきもきしなくていいし、接触も防げるし。

そう。絶対そっちのほうがメリットあるんですよ。

それになんか…ちょっと、ズルしてる感じがしちゃって、できなくて。

そして、もう諦めかけていた頃に、行く人が見つかって、ああよかった、空席作らずに済んだし、譲り先探すのに協力してくれたみんなも安心…と思ったんですけど。

「すごくいい席でした!ありがとうございました!」
って、めっちゃいい席のチケット写真送ってきてくださって。

…先方からすると、こんないい席譲ってくれてありがとう!っていう感謝の気持ち以外の何物でもなく、もちろん私も譲ったからには
「えー、なにこの席…これでS席なの?」って思われるよりは、喜んでいただいたほうが全然いいとは思うんですけれど。

一回だけ言わせて。
正直。

羨ましい!!!!!


私もいい席で観たかったよう。
同じ日に、私は「え、ここって…S席ですか?ギリギリS席?」みたいな席なんですよ。マヂで。

ああ、知らなければヨカッタヨカッタで済んだのに。
ああ、どうせなら言わないでほしかった。

でも自分だったらどうするかなぁ。
譲ってもらったチケットがすごくいい席だったら、感謝の気持ちでやっぱり言っちゃうのかなぁ。

でも「行く」という選択ができること自体、このご時世ですごく幸せなことなんじゃないだろうか。
こんな贅沢なこと言ってたらバチが当たるんじゃないだろうか。
私ってば本当に心が狭い…さもしいヤツめ…

なんてことを悶々と。
皆さんが必死で頑張っているときに、こんな煩悩の塊でごめんねゴロチ…
本日、舞台『No.9-不滅の旋律』、9公演目が無事終了。
明日は休演日です。

サポートありがとうございます。これからもコツコツがんばります。