見出し画像

1000日分の170稲垣吾郎。ひとりでは成し遂げられないもの。

先日、無事に千穐楽を迎えた吾郎さん主演の舞台『No.9-不滅の旋律』。
日に日に新型コロナウィルスの感染者数が増え、GO TOトラベルが中止され、緊急事態宣言が出され、とハラハラするようなニュースばかりが流れ、「どうか千穐楽まで無事に…!」と毎日祈るように過ごしていたので、千穐楽を迎えたときは、いつもとは違う感動の涙が流れたのですが。

それから2週間。
ピアニストとして参加されていた末永匡さんのTwitter。

改めて、じんときました。
舞台に関わる皆さんの、上演に懸ける想いがひしひしと伝わってきて、そしてその舞台が成立したのは、観客である私たちも一丸となって舞台に想いを寄せていたからだ、という自負もあって。
本当に、みんなで作り上げていくものなんだな、と強くつよく感じた舞台でした。

先日ラジオの収録後のトーク内容で聴いたところによると、共演者の皆さんも稽古中はマスクをしていたので、初演のキャストは本番で「あ、こんな顔だったんだ!」と分かったというほど徹底していたそう。
舞台以外でも私語はせず、楽屋挨拶等も禁止されていて、つよぽんも観劇したけれど、白井さんのところにも吾郎さんのところにも挨拶に行けなかったそう。

それくらい徹底していたからこそ、成し遂げられた舞台だったんですね…
本当に、ありがとうございました。

そして、声を大にして言えなかったのですが、私もこうした事態の中で素晴らしい舞台を観劇できたこと、そして無事に2週間が過ぎ、体調もよく、元気に過ごしております。

私の住む街でも緊急事態宣言が出され、東京と同じく外出自粛が呼びかけられ、なかなか心配事なく過ごすことは難しいのかもしれないのですけれど。
こうして、今日も、温かい部屋でごはんを食べて過ごせていられることに感謝。
また、大好きな人が演じる舞台を観て、感動して大泣きするような、そんな時間が持てることを楽しみに。
日々を大切に過ごしていきたいと思います。

舞台にこれでもか!とばらまかれる五線譜。
舞台上から見ると、こんな感じなんだな…
吾郎さん演じるベートーヴェンが、床にばらまかれた五線譜を、まるで落ち葉の上を歩くように足先でガサガサと蹴りながら歩く姿が好きです。

サポートありがとうございます。これからもコツコツがんばります。