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1000日分の141稲垣吾郎。言葉は盆には返らないから。

昨日、ちょっと負の部分をががっと呟いたすぐ後に。

吾郎さんのファンの方が「2階席からの眺めもとても好き」というなんとも透きとおるようなつぶやきをされておりまして。

…猛省。

私ってばなんてヨゴレてるの。
そうよね。
そうだよね。
2階にも席があるってことは、そこは観劇できる環境だってことだものね。
目線が変わり、聴こえる声も変わるよね。

人ってなんでこんなに欲深いのだろう。
最初はほんのささやかな願いだったものが、ひとつ叶えばまたひとつ、もっと先に、もっと上にって思ってしまう。
それが原動力になることもあるから、”欲”そのものが悪者だというわけではないのだけれど。

昨日、母親から連絡があって、結局今年は家族で集まることはなく、それぞれがそれぞれの家でお正月を過ごすことに決めた。
一人きりで過ごすお正月は、この歳になって生まれて初めてのことで、高齢の母親に一人きりでお正月を過ごさせるのもなんだか本当にかわいそうな気もするのだけれど、家族で話し合って、やっぱりリスクが高いので今年はガマンしよう、という話になった。

家族で過ごせない人も、病院で大変な思いをしている人も、不安な日々を過ごしている人も、この世界にはたくさんいるのだから。

本当に、自分はつくづく恵まれていると思う。
高齢とはいえ、母親は元気で一人暮らししているし、姉一家も元気だし、私も年を越せる温かい家と健康な体がある。

日常が日常でなくなった人もたくさんいるこの世の中で、不平不満を言ってはバチがあたるな。
ちょっと吐き出すくらいいいじゃない、っていうときもあるけれど、吐き出したものは決して元には戻らない。
出したものは「出したもの」として、独りで歩いていってしまうから、やっぱり気を付けなくちゃならない。

吾郎さんは本日の休演日も、朗らかにラジオの生放送に出演して軽やかに去っていかれました…
私ももっと精進せねば。
残りわずかな2020年に感謝。20201年を迎えられることにも感謝。
こういうことを言葉にしていこう。がんばっぺー。


サポートありがとうございます。これからもコツコツがんばります。