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1000日分の24稲垣吾郎。お盆も明けるがSUMMER GATEも開けましょう

祝!『ばるぼら』公開決定!!!

随分前に撮り終えていたのに、なかなか上映が決まらなかったこの映画。
手塚治虫先生がオッフェンバッハのオペラ「ホフマン物語」からインスピレーションを得て描いたという、芸術と狂気の間で揺れ動く作家、美倉洋介と正体不明のミューズ、ばるぼらの物語。

マネキン、犬、地下劇場、黒魔術、ブードゥ教、カニバリズム…
過激な描写もあり、興味津々。いったいどんな作品になっているのか、今からとても楽しみです。

今日は映画の話、ラジオの生放送であるかしら?と思い、TOKYO FMで15:00~生放送の『THE TRAD』をいそいそと。

そう思って聴いていた方も多かったようですが、意外にも別の話で大盛り上がり!

ゲストにいらっしゃったシンガーソングライターのビッケブランカさんは、SMAPの大ファンだそうで。


「影響を与えたアーティストと言えばSMAPなので、『頑張りましょう』を流してって頼んだんですけど、いやそれは~とか言われて、なんでダメなんですか!ってギリギリまで粘ったんですけど」と生放送でがっつり発言。

吾郎さんも「いや、ダメじゃないですよ」とおっしゃってましたが、OKでなかったんですね。これはね。だって流れなかったもん。

その後も忖度なんてなんとやら、ビッケさんは延々と「SMAP」「SMAP」を連呼。
吾郎さんもつられてスイッチ入ったようで、
「ごめんね!もうちょっと続けてたら曲書いてもらえたのに、なんかごめんね!」
「ビストロもね!もうちょっと続けてたらよかったのに間に合わなくてなんかごめんね!」
「5人じゃなくてごめんね!」

やれSMAPそれSMAPと、ラジオ内でSMAP×SMAPのエンディングトークのようにわちゃわちゃ大騒ぎに(笑)。
TL上でも「ガチヲタだよ…!」と皆様狂喜乱舞しておりました。

こんなことで喜ぶなよ~って、思う方もいらっしゃるかもしれませんが。
私はラジオを聴いていて、以前『ゴロウデラックス』で放送されたドキュメンタリー監督の森達也氏の回で、監督が仰っていたことを思い出しました。

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誰かがはっきりとダメだと言ったわけじゃない。放送禁止のルールもない。
ただ、権力・影響力のある方が「それはいかがなものか」と言った、その言葉で、自分たちで仮想の圧力を作ってそれに縛られてしまうのだ、と。
従ったほうが楽だから。自分たちが最初にそれをやらなくてもいい。

いったい、真実はどこにあるんでしょうね。
需要がなければ、供給がないのは当たり前の世界。
けれど、ニーズも知名度もあるのに、なぜ彼らは地上波から消えたのか。
なぜ不自然に出演VTRがカットされ、些細なことまですぐに取り上げるワイドショーが、彼らの活動をまったく取り上げないのか。
さまざまな”初めて”を成し遂げてきた彼らの功績がなかったことにされ、昔の事務所の後輩が「初めて」を成し遂げたと報道されるのか。
何度も再放送のリクエストがあるのに、絶対に彼らのドキュメンタリーが流れないのは何故なのか。

しばらくの間、脱退したメンバーの姿を頑なに見せず、不自然に切り取られていた前例を考えると、世の中も情報発信の方法も大きく変化してきているのに、昭和のやり方がまだ通用すると思っている人々のやり口とそのズレを感じずにはいられない。

私はできれば、こういうことは言いたくないし、彼らもこういうことを言ってほしいわけじゃないと思っている。
犯人捜しはしたくない。
ただ、エンターテイメントをエンターテイメントとして楽しみたいだけ。
夢の国の裏側なんて、だれも見たくないでしょう。

もうさ、そろそろいいんじゃないかな。
どーーーーーーん!ばーーーーーーん!って。
エンタメくらいは、楽しく開いていきたいし。
モノづくりしてる人たちだって、本当は楽しいこと、やりたいと思うけどな。


サポートありがとうございます。これからもコツコツがんばります。