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別れさせ屋の心理学④-会話の引き出し方-

別れさせ屋の心理学 第4回のテーマは【会話の引き出し方】についてお話します。

お互いの距離感がつかめない時って、会話がいまいち盛り上がらないことがありますよね。なんとか会話を引き出そうと話せば話すほど、微妙な空気になっていく。。

こんな時はちょっとしたテクニックを使うことで、相手の会話を引き出すことができます。これから会話を盛り上げたいなという場面に遭遇したらこのテクニックを思い出してください。

会話を引き出すテクニック

あなたは会話を盛り上げようとして、相手の目立つところや長所を褒めようとしていませんか?これが間違いであることを認識しましょう。

服装がオシャレな人はファッションセンスを褒め、仕事ができそうな人は頭の良さを褒める。これって言われる側は慣れてしまっているんですよね。なぜなら簡単に目つけられるポイントで、みんなが話のネタにしているから。慣れてるから褒められても感情が動かなくなっている。

じゃあ、どうするのか?長所を褒めるのではなく、相手の短所やコンプレックスと思われるポイントを褒めるのがコツです。

例を出して説明しますね。
服装が地味であまりファッションにこだわりがなさそうな人には、「シンプルだけど、なんか存在感があっていい服のセンスしてるね。何を参考にして服を選んでいるの?」と言ってみる。すると相手は「いやいや、そんなことないよ。ファッションのことあまりわからないんだよね」と言いながらも、「なんでそう思ったの?」と自分から積極的に話しはじめるはずです。

なぜ会話が引き出されるかというと、2つの心理的なトリガーを刺激しているからです。

1つ目はネガティブな話題のほうが気軽に話しやすいからです。自分が褒められた時に乗っかるのは自慢するようで気が引けませんか?褒められることに対しては反応しにくい心理が働きます。反対に「そんなことないよ、私は全然おしゃれじゃなくて」と否定するのは、言葉にするハードルが低いため会話を引き出しやすいのです。

2つ目は本人にとって意外性があるからです。これまで褒められたことがない、自分としては欠点だと思っていたことを褒められたことで、相手に興味を持ち始め心の防御が緩みやすくなるのです。
あなた自身に置き換えて考えてみましょう、自分が気がついていない可能性を指摘されて褒められたら悪い気はしないですよね?

人との会話で短所は触れないように気をつけている方が多いと思いますが、実は短所を上手く使って会話することで、相手の気になる人になることができます。
人は長所を褒めてくれる人よりも、短所を愛してくれる人に心を開き、強く惹かれます。これからは気になる相手の短所にも注目してみましょう。

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