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別れさせ屋の心理学⑨ -しぐさの暗示-

別れさせ屋の心理学第9回のテーマは【しぐさの暗示】をテーマにお話しをします。

相手が腕を組んでいたら警戒していて心を開いていないサイン。そんなことを聞いたことはありませんか?

言葉ではうまいことを言っていても、心理はしぐさに現れてしまいます。きちんと観察すれば、相手が本当のことを言っているのか、本当はどんなことを考えているのかが読めるようになりますので知っていて損はないです。

このしぐさにはこんな心理が隠れていますと紹介を始めるとそれだけで終わってしまいますし、潜在意識へ働きかける実践的なテクニックのご紹介にはならないので割愛します。

では今回はどんな話をするのか。しぐさの暗示を読むのではなく、しぐさを利用して相手の心理に働きかけるテクニックを解説します。

冒頭でもお話しましたが、その人が感じていることはしぐさに現れます。ということは、しぐさ=潜在意識の表現方法とも言えるわけですね。これを利用して言葉で伝えるのではなく、しぐさで相手の潜在意識へアピールするのです。

たとえば、相手の話に興味を持って聞いている人は無意識に顎を触ってしまうことが多い。相手が自分の話を聞いている時に顎を触っていたら、その人は本当にあなたの話を聞きたいのかわかるということです。

顎ではなくて鼻を触っている場合は、心配や恐怖を感じている=あなたを疑っているサインになります。もちろん鼻が痒かっただけなんてこともあると思いますが、真剣に集中して聞いていたら痒みは気にならないですよね。ちなみにウソをつくときも鼻を触るなんていいますので、相手が話している最中によく鼻を触る時は要注意です。

こんなふうに観察していれば、自分が話をしている時に相手が顎を触って真剣に聞いていたら話を続けていいことがわかりますし、鼻を触っているのであれば話題を変える必要がありますね。

しぐさを利用するので、ここからは逆の立場で考えてみましょう。相手の話を聞く時にあなたが顎を触りながら聞いていたら「真剣に話を聞いているんですよ」というアピールになります。「その話おもしろいですね」とか「その話もっと聞かせてください」なんて言葉にしても、時には社交辞令のように聞こえてしまいますよね。

しぐさであれば相手の潜在意識へダイレクトに刺さっているので、そんな心配をすることもないですし、とても効果的です。顎を触っている姿を見ることで、相手は自分を受け入れてもらって気持ちよく会話ができたなと感じるのです。

もしあなたが相手の話に退屈してしまったら、しばらく鼻を触りながら話を聞いてみてください。相手は意識では気が付けませんが潜在意識では「この人は自分の話を信じていないな」と感じて話を早めに切り上げてくれます。しかもこれは直接的に表現しているわけではないので角が立たないんですね。

言葉よりもしぐさで伝える方が、さりげなくてずっと強くて効果的というお話しでした。

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