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野心をもって仕事をする。

GW最終日。と言っても、明日行ってまた土日が休みなわけですが・・・。
振り返りも兼ねてnoteを書きます。

4月は、就活に勤しむ学生さんとなんと70人面談しました。
多い時は1日6人くらい。人の名前と顔を一致させるのは若いころからの特技ですが、オンラインだとその特技も薄れる気がします。

いわゆる「学生の集客」は、私自身やっていないため、沢山割り振ってもらいました。普通の人の倍、経験を詰めて有難かったです。
学生との面談は、やって終わりでなく、蓄積していきます。
説明会参加、書類選考(SPI)、一次選考、二次選考、三次選考、最終選考、内定、内定承諾(入社意志)・・
とずっと追いかけていくので、すでに面談した学生をフォローしながらも、
就職に悩む新たな学生の相談に乗ります。

まだ開始1か月だと内定に持っていけてないので、一番うれしいところを味わえてない私ですが、そんな私の今の仕事の喜びをシェアしたいと思います。

まず最初に私は「ありがとう」で喜ぶタイプではありません。
これは昔から。人に感謝されて喜ぶスイッチの感度がそんなに高くないです。
「私にしかできないことしてやったぞ」
このスイッチの感度が高いタイプです。
自身の介在価値を、自身が感じること。これが大切な要素です。

現状、私の会社では110社以上の2023年卒求人を紹介しています。これが年間だと200社近くに増えていきます。
職種業種は様々で、珍しいものだとパチンコ(これが本当にいい会社。福利厚生◎)、マグネットシートを作るメーカー、買取販売事業から、普通に、保険代理店、不動産(売買・賃貸)、コンサルティング、人材紹介(同業)など。

社長は「世の中の縮図」という表現をしますが、まさにそんな感じ。面談する学生も偏差値40~70ぐらいと「世の中の縮図」なので、「内定が出そう」かつ「本人が興味ある」の掛け合わせで求人を紹介します。

まずヒアリングして本人の関心を引き出すのですが「僕(私)の関心は〇〇です」とハッキリ言える学生はそうそういません。いたとしても裏付けを聞くと「なんだその理由w」みたいなことばかりで大抵整合性はありません。勘違いから全然本人に合ってない業界を志望し、悉く落とされているという学生がほぼ大半です。

丁寧にヒアリングすると「営業やだって言ってるけど、フォロー型の営業なら合ってるんだよなぁ」と思ったり「広告がいいって言ってるけど論理性無さそうだから難しいかな。熱いタイプだから不動産でガツガツ系がいいかも」なんて思ったりする。
本人の最初の意向はガン無視してるけど、理由を説明して「こんな企業はどうかな?」と提案し、「面白そう!」となる瞬間がやりがいのひとつです。

自分では探すことが出来なかった業界、合ってるなんて思ってなかった職種に、引き合わせてあげるのがわたしのお仕事。

「いい会社」には受からないから「誰でも受かる底辺の会社」を紹介する

けれどもたまに、こんな風に思われてしまうこともあるのが、悲しいところ。

確かに不人気職種というのは存在するけれど、私は堂々と不人気職種も紹介します。不人気職種ほど、企業努力が凄まじいと思うからです。
イメージが悪いからこそ、初任給が高かったり、福利厚生が整っていたりして、いわゆる「大手」「いい会社」よりも、抜群に離職率が低い会社もありますよ。

どこが「いい会社」かなんて、働いてみないとわからないわけで、まして万人にとって「いい会社」なんて存在しないのです。
大切なのは、入社後活躍し、居心地や待遇をよくして、より「いい会社」にしていく努力なのですよね。
これは自戒の念を込めて。あとこれから転職する人にも向けて。


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