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#05 「信じる」難しさと、その先にある素晴らしさ


0. はじめに

みなさんにとって「信じる」とは、どのようなものでしょうか。
・自分の「存在価値」を信じる。
・自分の「正しさ」を信じる。
・「他者の言葉」を信じる。
・他者に「理解してもらえる」と信じる。

とはいえ、信じることには
「危険性」があるのも事実で、
抵抗感のある方もいらっしゃると思います。

この記事では、
信じることの「難しさ」と、
信じることで、「得られるもの」
について書いてみたいと思います。

1. 私は「人」を信じたい。

① 自分を信じる

・自分の「存在価値」を信じたい
 →「ここにいてもいい」と、思いたい。
 →「みんなに求められている」と、思いたい。
 →「自分にもできる」と、思いたい。

・自分の「正しさ」を信じたい。
 
→堂々と「自分の意見」を伝えたい。
 →「自分の意見」を認めてもらいたい。

② 他者を信じる

・「他者の言葉」を信じたい。
 
→褒め言葉を、「素直に受け取れる」ようになりたい。
 →他者に「自分の能力」を認めてもらいたい。

・他者が「自分の味方」だと信じたい。
 →この先も、「近くにいてくれる」と思いたい。
 →自分の意見を「正しい」と言ってくれる存在に出会いたい。
 →自分を「頼ってくれる」存在に出会いたい。

2. 信じることへの恐れ

「信じる力がなかった」ことで感じた孤独
「この話をしても受け止めてもらえない」と感じていた
「相談しても解決しない」
「負担をかけたくない」

「なぜ相談できなかったのか」を考えることで、
・自分が何を恐れているのか。
・どんな答えを聞きたいと願っているのか。

を知ることができるかもしれません。
それはきっと、今後の人間関係のヒントになると思います。

私の根本にあったのは、「自信のなさ」だと思います。
・相手を信じていい理由を探していた。
・自分ができないと感じるのは、
 「自分はできない」という自分の考えに一致する意見
 しか受け入れていないから。

・本当は、優れているところがあったり、
 認めてくれる人や、味方になってくれる人がいたのに
 自分自身がそれに気づこうとしていなかったから、
「自分はできない」という評価になっていたのかもしれません。

3. 「信頼」って素晴らしい。

① 他者への信頼

まずは「自分」が、相手を信じる。
・他者のいいところ、(尊敬できるところ)を探す。
・心から、その人の能力や姿勢を尊重する(認める)

自分の悩みを、言える範囲で相談してみる。
技術面でつまずいている
 → 技術レベルの高い人に相談してみる。
やるべきことがうまくできない
 →同じ環境にいる先輩に、コツを聞いてみる。
業務過多で時間が足りない
 →上司に業務量を見直してもらえないか相談する。
 →チームメンバーに、少し業務を任せる(お願いする)。
 →要領のいい人を手本に、効率的に進める方法を探す。
人と対立している時
 →中立的な立場にいる人(または第三者)に自分の意見を聞いてもらう。
理解してくれる人がいないと感じる
 →自分に近い「立場」「趣味」「考え」の人を探して、深い話をしてみる。

② 他者からの信頼

うまくいかないことを相談した場合
 →私が、どこでつまずいているのかを把握してもらえる。
 →アドバイスを素直に実行する姿勢でいると、
  その結果に対してフィードバックをもらえる(自分の成長につながる)。
 →実行した結果にかかわらず、相手は自分を評価してくれる

自分の意見を伝えた場合
 →私が、何をどう考えているのかを把握してもらえる。
 →相手の意見も聞けることが多い(相互理解につながる)。
 →それぞれの主張を理解し、妥協点を探すことができる
 →「論理的に考えてる」「一貫性がある」など、いい点を認めてもらえる。

それ以外にも、難易度は高いかもしれないですが
「人の相談にのること」
も、有効だと思います。

4. おわりに

他者を信じることができたから、
私は、相手と信頼関係を築くことができた。
心を許せる相手がいたから、
困難な状況でも前に進むことができた。
自分の違う一面を知ることができた。

誰かを信じることで裏切られることもあれば、
信じた自分が間違っていたと思う瞬間もあるかもしれません。
でも、そのリスクを取ることで
得られる成長は計り知れないと感じます。

・挑戦やリスクを取る力
・自己肯定感を高める力
・他者との絆を深める力

信じるという行動は、自己肯定感を高めるだけでなく、
他者との関係にも深い影響を与えるのではないでしょうか。

より多くの方が、自分や他者を信じることができる未来を
心から願っています。

#今年学んだこと


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