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【なつめれいなのコラム】将来に結びつけるための勉強法

こんばんは。
LGBTQライターのなつめれいなです。

今日は珍しく教育コラムを書いていこうと思います。

図形に苦手意識を持つ子は多い?

さて、「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)小学校6年算数」の、三角形の面積を求める問題で正答率が55.4%だったとのことです。

どんな問題だったかは、記事の図表を見てもらえたらと思います。

これに限らず、いわゆる「御三家」と呼ばれる難関私立中学校に合格するような子供でも、フリーハンドで図形を書けないそうです。

実は、私も図形をフリーハンドで書くのは大の苦手なので、あまり人のことは言えません……^^;

遠近・平行の感覚をつかむことが大切

私は教師ではないので、書き方については解説しません、

私も含めて図形を書くことに苦手意識を持っている人は、遠近や平行の感覚をつかめていないのではないでしょうか。

図形は絵とは違いますが、そうした感覚を理解しているかいないかで、やはり上手・下手は変わってくると思います。

センスの問題もありますが、こうした感覚はある程度養えるはずです。家庭学習とは違うところで、遊び感覚でいろいろな図形を書いてみることが大切でしょう。

ケーキの切れない非行少年たち

上のリンクで紹介した、2つの記事を読んで思い出したのが、以前に紹介した「ケーキの切れない非行少年たち」という本です。

本書の著者は、児童精神科医で立命館大学産業社会学部教授の、宮口幸治先生です。

コミックでは、実際に受刑者が書いたケーキを3等分した図と、ある図を模写したものが掲載されていましたが、いずれも原型をとどめていないものだったのを覚えています。

目で見当をつけられない

「ケーキを3等分に」という問題が出たとしましょう。
私であれば時計に見立て、このように考えます。

●00分の位置を決めて、真ん中まで線を引く
●20分の位置まで線
●40分の位置まで線を引く

多少のズレはあると思いますが、メルセデス・ベンツのようなマークになるはずです。

これを3等分に分けられない人は、下記のようなことが原因だと考えられます。

●目分量がつけられない
●3等分のイメージがつかめない

どうすれば、イメージできるのでしょうか。

お手伝いの習慣をつけよう

私たちが子供の頃は、勉強でなくても日常のお手伝いの中で、無意識のうちにこうした感覚を身につけることができました。

私には子供がいないのでわからない部分もありますが、もしかしたら、こうしたお手伝いをする習慣が少なくなっているのかもしれないですね。

最後に

図形は、意外と苦手意識を持っている人も多い分野です。

しかし、やってみると案外できるようになるもの。食わず嫌いをせずに、積極的に手を動かしてみましょう。

机に向かうだけが勉強ではありません。

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