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人生の短さについて(57日目)


今日は、古代ローマの哲学者であるセネカが書いた『人生の短さについて』を読んだり内容を音声で聞いたりしたあと、有名な小説家、三島由紀夫の生涯についての番組を見ていました。

なんか、カッチカチの始まり方ですみません笑
うわ、なんだこいつって思わないでください。笑
私は最近、文学や歴史、哲学にハマっています。



ハマっているというか、学ばなければならない、もっと世界を知りたいって感じで知的好奇心が爆発してる感じです。


基本的には本を読んだり、聞いたりしてた一日でしたが、
夜にはプログラミング教室(izero)の事業を展開する株式会社TOMAPさんにて、
対談形式で自らの経験や思考を語らせていただきました。






ということで今日は、
セネカが持っていた思想について、
ご紹介します。




簡単に私が響いた部分をまとめると、

人生は、短くなどない。
我々は皆、偉業を成し遂げるだけの充分な時間を持っている。それを、時間が足りない、短いと感じるのは、ただ時間を浪費しているだけだ。

お金の使い方が間違っている人間の手に莫大なお金が渡れば、一瞬でお金がなくなる。それと同じなんだ。人生も、正しく使うことができれば充分にゆとりを持った人生に変えることができる。

地位や名誉や承認欲求、財産など、他者からの
評価の中で生きることは、時間をただ消耗してしまうことに過ぎない。


と言っていました。


これだけだと、は???って感じる人も多いと思うんですが、


例えば、自分の土地や財産が理不尽に他者に奪われたら私たちってめっちゃキレますよね。なんとしてでも、裁判を起こしてでも取り返そうとする。

でも、私たちは私たちの時間には恐ろしいほど寛容です。時間も財産のひとつであるのに、簡単に人は時間を他人に差し出します。




お金の無駄遣いはしていない人でも、時間の無駄遣いをしている人は多いんじゃないでしょうか?



時は金なりって言葉にもあるように、
確かに時間もかけがえのない財産のひとつですよね。


私もよくよく考えれば、時間を無駄にしている事って多かったかもしれない。時間もお金と同等かそれ以上の財産だと考えれば、この世の中に生まれ、与えられた時間をどのように使うかをもう一度しっかりと考えてみよう。って思います。




こんなふうに、最近は
生きるとは何か、自分の人生をどんな風に彩りたいかを、歴史上有名な人物たちの思想や哲学を通して考え直しています。



ある本で、『どんな技術を習得するにしてもまず学ぶべきは原理、その次に方法』という一説がありました。

ビジネスをするにしても、起業して生きていくにしても、そもそも生きるという事自体においても
まず学ぶべきは方法であるどうやるか、どう稼ぐか、ではなく
そもそもビジネスとはなんなのか、お金を稼ぐとはどーいう事なのか、そもそも生きるとはなんなのか、という原理を知るべきなんじゃないかなと最近思っています。


小手先で変化できるWhatの部分に関しては、
目の前の行動を変えればすぐに方向転換出来ます。
でも、自分の思想や信念、理念は、簡単に変わるものではない。


そしてその思想や信念、理念が折れ曲がったものであれば、どんな方法を使ったって結局良いものや世界に影響を与えられるものは作れない。



とにかく学べ。昔とても有名で成功してる方に言われた言葉で、どうも理解できなかったんですが、今になってやっと学ぶことの大切さが理解できてきたのではないかと思います。


成功している経営者が、必ず歴史や哲学に精通していた理由は、彼ら自身が、小手先の方法論では世界は変えられないと理解していたからなのかもしれません。



三島由紀夫の生涯も、
自分とって本当に衝撃的でした。

幼い時から小説を書き続け、多くの人の人生に影響を与え、45歳という若さで切腹自殺をするというとてつもなく刺激的で密度の濃い人生を送った方で、賛否両論あるかもしれませんが、自分は一種の憧れというか、こんなに生涯を熱く正直に生きた人がいるのかということに感動を覚えました。

もっと深く学んで行きたいなと思います。




セネカと三島由紀夫、
全く違う時代で
全く違う活動を行っていた2人ですが、
多分お二人の思想の中には
無意味に長生きすることに、なんの意味もない。真に「生きた」と言えるためには、意味のある人生を送らなければならない。』
というものがあると思います。


私はよく、別に短命で構わないから誰よりも刺激的な人生を送りたい。って友人の前で口にします。
友人たちは、えーーへんなの、長生きするのが良いじゃんっていうんですが、

私の中で、無意味にただ長生きをするのは、
死ぬよりも辛いことだと感じています。


もちろん、長生きするのに越したことはないけど、生きるのであれば自分にとっても、周りにとっても、社会にとっても意味のある人生を送りたいです。

まあ、何も成し遂げられないで短命で死んでしまっては元も子もないので、
とりあえず健康には気を使いつつ、自らの思想、思考、理想を過去の偉人から盗んでアップデートしていければ良いなと思います。



お堅い文章(なのか?)ですみませんでした。

今後はこんな感じで、その日に学んだ文学、哲学を自分の中で落とし込むためにnoteに書いていく日が増えると思います。


やばい、山にこもってめっちゃ勉強したい。

最後まで読んでいただきありがとうございました!