布施の夜
こんばんは「零細町工場の社長」です。モノづくりの街、東大阪で小さな小さな町工場を営んでいます。
今夜は、東大阪随一の繁華街、布施(東大阪“唯一”の繁華街とも言います。)に飲みに行っていました。普段大変お世話になっている社長、普段機械のメンテナンスで大変お世話になっている鉄工所の社長、そして私の3人です。
1か月に1度は街へと繰り出し(十中八九は布施です)、固い絆を確かめ合う仲です。3人みんな酒飲みですが、誰も無理に飲まそうとしない無理に食べさそうとしない気持ちの良い会です。
17時終業の18時布施集合の21時台にはもうべほんべほんに酔っ払てることも多々あります。
今夜訪れた店は蔵太(くらふと)。布施にしては割りと新しめの店です。暗い路地にほんのり灯る灯燈。良い素材をシンプルに仕事する和食の店です。初訪です。
布施の飲食店界隈ではルーキーは中々生き残れないと言われています。布施周辺住民はお気に入りの店に通い続けるらしいんですね。だから新しい店にはあんまり見向きしなくて、周りの人達から「あそこ結構美味しいらしいで」みたいなこと言われてようやく行ってみる感じだと。
食に関しては保守的なんですかね。馴染みの店を愛する下町の性なのかもしれませんね。
ひらめは、天然物でしょうか歯応えが良く薄造りにしてありさっぱりとした味でした。
刺身をつまんでる最中に、冷酒もいただきました。徐々にエンジンがかかっていきます。
レバーを注文したあたりで、いつも機械メンテナンスでお世話になってる鉄工所の社長は焼酎をストレートですすりだしました。
仕事の話、旅の話で盛り上がります。基本最年少の私が飲み物の追加を促したり、店員さんに注文を伝えたり、下げてもらう皿をまとめたりと食事を楽しむ下地をつくるようにしています。年下の友達と飲みに行っても延々とそういうことしてます、そういうのが好きなんでしょうね。
メインディッシュに入っていきます。うなぎの白焼き。粗塩がかかってます。ワサビつけてシンプルに食べても旨みが口の中に広がります。たまに味変として出汁醤油つけたり。今夏はじめてのうなぎかもしれません。ありがてえ
「インカのめざめ」のポテトフライ。バターが効いててお酒が進むのかふたりのピッチも上がってきます。
最後に黒毛和牛の焼きをいただきまさた。しつこくない脂身としっかりとした旨味の肉質、バランスがとてもよかった。
これにて解散です。180分1本勝負。美味しく楽しい夜でした。ありがとうございました。
普段は真面目に汗水垂らしてこんな製品を作ってます。高品質なカッターマット『切られ役』
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