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継続は

こんばんわ。「零細町工場の社長」です。出張帰りの新幹線でこの記事を書いています。今日もブログをどうにか更新します。書きたいか書きたくないかでいうと全然書きたくないのですが(だってしんどいし)、書き続けると決めたので今日も書きます。

これまでの41年間の半生を振り返ってみて自分で自分を誇れるような成果を得た経験が何度かあります。振り返ってみるとそれらはすべて「継続」を肥料として耕された「果実」でした。つまり「続けてるうち」に自分の中に力が備わっていったという成功譚です。

漠然と続けるのではなく常に考え続けること。考えながら試し続けること。試した結果をよく観察してさらに考え続けること。考えた結果を元にまた何かを試すこと。それらの循環をひたすらに続けること。それさえできてれば、悲惨な結果になった記憶はまあないです。

でもその続けるのが難しいですよね。かなり苦手なタイプです。苦手なことには決して手を出さない人もいますが、自分はそうではなさそうです。苦手だったことが得意なものになった経験もいくつもあります。すべて続けてきた結果です。だからこのブログも続けたいなあと

出張で色々回ってヘトヘトになってしまったので今日は手短に。回ってる途中で、私が東京サラリーマン時代に大好きで毎年通っていた、神奈川県の葉山町は一色海岸で泳ぐ時間が取れました。

ほとんど地元の人しか来ていない静かめな海。過去にはアメリカのニュース専門チャンネルCNNが選ぶ世界のベスト100ビーチに入ったこともあります。

ふざけた格好ですみません


短い時間でしたが、「ここまでが遊泳区域内です」と区切るためのブイまで、何度も平泳ぎで向かっては戻ってきました。
泳ぎながら沖から岸を見ます。すぐそこに広がる緑。寄せては返す波の音、青い空を舞うトンビの鳴き声。いつ来ても心が洗われるなあと。(沖縄近辺に台風が来ている影響で波が出て水は濁っていましたが)

コンクリートジャングルのただなかで、日々数字に追われ仕事が無くなる恐怖に怯えガタガタに震え上がっている私の心を、ひんやりとした波がやさしく受け止めてくれます。海はいいなあ

零細な町工場の弊社は現在、オリジナル製品としてプロ仕様カッティングマット(つまり品質にしっかりこだわったカッターを使う時の下敷き)を製造販売しています。


いまはこのプロ仕様カッターマット「切られ役」一種類が弊社のオリジナル製品です(サイズはA1〜A4まで4種類あります)。しかし、そのほかにも色々とカッターマットの派生品や全然別の製品も、弊社オリジナルとして売り出していけるよう絶賛開発中です。

その現在開発中の製品のひとつに、環境負荷を低めて私の好きなこの海の良さを守れるようなモノもあります。まだ内緒ですがどうぞお楽しみに。

人生100年時代とかよく聞きますが、これまで飲んでは食って完全に不摂生な生活を邁進してきた自分はたぶん80年も生きられないかもしれません。現在私は41歳。そう考えるとこれまで生きてきた時間より、これから生きる時間の方が短いわけです。と考えるとやっぱり「どうせ生きるなら良いことをしたいなあ」て心の底から思います。

自分を育ててくれたり自分が良いなあと思ってきたりしたコミュニティや、その価値観を共有する人や物。それらに貢献できるような生き方をしたいです。ほんと正直に思います。むなしないすか?自分の損得だけ考えて生きて死んで燃やされて灰になるの

自分も納得できる製品をこれからも是非生み出したいです。で、もし本当に生み出せて、それを見て良いなあと思ってくれたら是非買ってください。それまで忘れないでいてくれるとうれしいです。

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