三連休最終日/配送料高すぎ問題#2
三連休最終日です。みなさんどうお過ごしですか?おとといの朝まで半パンを履いていたのに、もう厚着しないと寒くて震えてしまいます。日本に四季がなくなりつつあって、二季化しているとかいいますよね。どうでもよかったですすみません。
弊社は、品質の良いカッターマットを作って、ネットを使って売っている町工場です。しかし、以前の記事でも書いたようにカッターマットは製品の面積がかさばる割には単価の低い商品です。そしてネットでモノを売るといった時、消費者の元へ届けるのに配送会社を使います。その配送料は、面積が大きくなればなるほど、高くなるわけですね。
つまり、お客さんがネットで商品を買うといった場合。「単価が低い」&「かさばる」製品は、かかるお金の総額に対して、配送料の割合がすごく高くなってしまうんですね。商品そのものの原価より、配送料のほうが高い場合だって全然あるわけです。
この割高な配送料を商品代に転嫁すると、お客さんにお得感がなくなります。逆に、配送料をこっちで全被りすると、私達が涙をのむことになります。いいバランスを探して値段の設定をします。しますが、それと同時にどうにか配送料を安くできないか努力もしなければなりません。
1.配送会社と交渉する
:「年間これぐらいの配送をお願いする見込みだから価格下げてね」とか。もちろん大幅な値引きはしてもらえません。
2.配送パッケージのサイズをギリギリまで煮詰める
:配送料金は主に「送る物」の三辺(縦・横・高さ)の長さで決まります。梱包サイズをギリギリまで切り詰める。これも配送料の大幅な圧縮にはなりません。が・・・。
チリも積もれば、です。具体的に言えば三辺の合計が60cm以内だと60サイズになりますし、60〜80cmだと80サイズになります。20cm大きくなるごとに料金が高くなっていくわけですね。もちろん製品(カッターマット)の性質上、折り曲げることも、丸め畳むことも、できません。出来ませんが、梱包のダンボールがかさばると発送サイズが大きくなって配送料が割高にかかってしまいます。
これをできる限り煮詰めて、お客さんにとっても我々にとっても少しでもハッピーになりたいなと。本日は、大阪は船場に伺いまして、業務用梱包資材の店でモノを見ながらああでもないこうでもないと頭を悩ませていました。あまり梱包を削って、商品に傷や汚れがついては元もこもありません。イケるバランスを狙いながら、少しでもスマートな梱包・発送作業ができるようにと、改善の手を打つべく梱包資材を購入しました。
問題を見過ごさず、何かしらの手を打ち続けるような会社でいたいです。本日は以上です。
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