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#4 ゆる旅 (奈良①)

コロナ禍以降、私は春と秋、桜と紅葉の時季には京都へ旅する習慣ができました。

京都の桜と紅葉は人生で1回行きたいなんて思ってたけど、ハイシーズンの京都は人が凄すぎるからって行く気にならなかったのですが、コロナ禍で旅行客が激減したのを機にうん10年ぶりに行ってみたら、街の雰囲気と美しさと完全にハマってしまい、それから年2回は京都の空気に触れてリフレッシュするために訪れるようになりました。

それまではすごくハードル高い場所ってバイアスがかかってたのに、行動してみたら全然大丈夫だったし、すごくよかったし、【行きたいところに自分の足で行っていいんだ】って、これも1つの自分軸を取り戻す小さな行動の積み重ねの1つにもなってるのかなと思います。

毎回京都に行ってますが、見どころがあり過ぎるので、割と毎回訪問する場所は変えています。今回は今までと違って旅のはじめは奈良スタートだったのですが、毎度京都へ行く度に在来線で近県まで足を延ばせるんじゃないかと思ってたので、今回初めてトライしてみました。特に!吉野山の桜は人生で一度見てみたい景色の1つだったので、今回は奈良の比重多めでプランを組みました。知り合いの奈良県民に吉野の桜見に行くっていったら、めちゃくちゃ遠いけどホンマに行くん?って言われてしまい、行く前にちょっと心が挫けそうになったけど、行かなかったら後悔すると思って思い切って行ってみたら結果何てことはなく、全然余裕で楽しめてしまいました。やはり、自分の直感や行きたいという気持ちを大事にするのは必要ですね。

少しだけ奈良旅で巡った場所をご紹介。
1日目は奈良市内だったので、よく修学旅行で行くような場所をまわりました。


興福寺

興福寺は奈良駅から1番近い世界遺産の1つで、イケメンで有名な(笑)阿修羅像が国宝館に安置されています。もともと興福寺の全身は山階寺というお寺で、あの藤原鎌足が重い病を患ったときに妻が夫の回復を祈願して建てたのが始まりらしいです。なんと天智8年(669)、1350年も昔の話…まんが日本の歴史では3巻くらいでしょうか。京都もすごいと思ったけど、奈良の遺産もスケールが違うのですごくワクワクします。この地に移ったのは平城遷都の際だそう。ここは奈良公園の中なのでお寺の敷地内にシカがたくさんいて、とにかく外国人でいっぱいでした。

奈良市内の観光客は外国人の方が多いんじゃないか
桜とシカさん

春日大社

春日大社は興福寺のすぐ奥(と言っても20分くらい公園内を歩く)にあります。
春日大社の敷地内は森になっていて、外の鳥居をくぐるとスッと空気が変わるのがわかりました。春日大社は全国に1,000を数える春日神社の総本山で、もともと春日大社のある春日山(御蓋山ミカサヤマ)は神山として信仰の対象になっていたところ、平城遷都後に平城京の守護と国民の繁栄を祈願するために御本殿が創建され、中臣氏・藤原氏の氏神を祀ったそうです。鹿を神の使いとして大切にするのも春日大社の言い伝えから来ています。興福寺もそうなのですが、何かすごく神秘的な空気が流れる場所で、原生林を歩くだけでもかなり浄化される気持ちになります。

神の使いは食いしん坊
樹齢1,000年を超える御神木
灯籠の回廊の奥に御蓋山頂上浮雲峰の遥拝所という入山禁止の御蓋山を間近で拝める場所があります


東大寺

東大寺には言わずと知れた大仏様が祀られています。この時季、大仏殿と桜のコラボがすごく美しかったのが印象的でした。何か昔はダメだったような気がするのですが、大仏様の写真も取れました。

うん10年ぶりの大仏様はやっぱり大きかった
桜と大仏殿
思えば昼間から神秘的な雲だったけど、夕方は虹まで見られて息を飲むほど美しかった(興福寺)

奈良は京都みたいに高い建物がないので、夕陽が沈むところがしっかり見えて、そこも大好きなポイントでした。

project mintの話の前に、もう少しだけ旅行記にお付き合いください。

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