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何か楽しそうなことをやってみようの日

今日、我が家に新しいルールができた。
「毎週水曜は、楽しそうなことをやってみようの日にする」

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我が家は、基本的にはゲームやYoutubeについて制限をかけてない。
ご飯を食べているときと、夜20時半以降は禁止というくらいで、あとはほとんどフリータイムで自由に好きなように使っている。
それはまぁ、いろんなことを試したりしてきた結果として、家ではのんびり好きなように過ごす権利が子どもたちにはあると思っているからなんだけど。

ただ、それだと、どうしてもそれぞれがそれぞれの世界に入り込む。入り込みすぎてしまう。
世界に入り込んでると話しかけても聞こえてないし、兄弟が一緒に何かをやってみるということもそんなに多くないし、デジタル世界以外での遊びの幅がどうにも広がっていかない。

ゲームやYoutubeは面白いし、それを否定する気もないんだけど、世界はもっと広いし、楽しさの種類もたくさんあるから、そんないろんな世界にも触れていてほしいなとは思う。
だからまぁ、私自身もいろんな遊びをやってるし、いろんな遊びにも誘ってみてるし、キャンプやらなんやらに連れ出したりはしてるんだけど。

でも、親が誘ってやることと、自分たちが「暇」の中から生み出していくものって、やっぱり違うなとも最近思っていて。
自分が何を楽しいと感じて、どんな時に心地よいと思うのか、どうやったら自分をご機嫌にできるのか。それを自分で知ってることはとても大切なことだし、その選択肢は多いに越したことはない。

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なんて、そんなことを子どもたちに話していたら、長男が「じゃあ、何か楽しそうなことをやってみる日っていうのをつくるのはどう?」と提案してきた。
前に、ゲームやYoutubeを禁止する日というのを作ってみたことがあるけど、それだとその日が憂鬱な日となってしまって、結果あまりいいことにならなかった。
だから、そうじゃなくて、何か楽しそうなことをみんなでやってみるというのだったらどうかな?と。ゲームやYoutubeをやっちゃダメなわけじゃないけど、まぁ何かやってみようよ!っていうそんな日。

なるほど。それはとってもいいかもしれない。

そしたら、さっそく次男が「ピクミンのストーリーを考えたから動画を撮りたい」と言い出し、三男は「みんなで工作すればいいじゃん!」と言い出し、長男は「久々にカードゲームとかやりたいな」と言い出した。
あぁ、なんだみんなやりたいことあるんじゃん。
それ、やってみよう!やってみようの日にやってみよう!

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毎週水曜は、「やってみよう」の日。
そんなルールが、子どもたちの「暇」な時間を少し豊かにしてくれるかもしれない。

ま、企画倒れになるかもしれないけどね。
でも、こういった話ができたことにも意味があるから、それはそれでいいことにする。

私も、何か楽しそうなこと、やってみようかな。

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