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笑ってはいけない市議会

今日は、1年に1度行われる、国分寺市議会の日曜議会の日でした。

せっかくの日曜開催なので、クルミド大学はちマルカレッジの仲間たちと、市議会のオンライン中継をZOOMにつないで、みんなで見ながらやいのやいの言うというのをやってみることになりました。

一緒に聞きながら、市長がこれまでやってきた仕事などの背景、質問してる議員さんの基礎情報を調べて共有。
さらに、市の人口推移や財政状況なども知ってる人が共有したり調べたり。
他の市のメンバーもいるから、他の市の様子と比べてみたり。

と、最初はわりと真面目に聞いていたのだけど、だんだんと緩んできて、チャットを使って楽しみ始めるメンバーたち。

質問する議員さんの政治家特有の独特な話し方を、文字で真似してみたり。

― とても、句読点が、はっきりと、何度も、出てくるように、感じて、おります

どうしてもカタカナ言葉が苦手な市長を応援してみたり。

― キャッシュレス、ギガスクール
― 市長がんばれ!

しかも、メンバーの一人はリアル傍聴に行っててその様子もネットから見えるから、みんなで指令を出し始め。

― 生卵投げれる??
― むしろクルミ投げる?!
― その場でお手玉!!
― 手を挙げてみたら?

もはやこれは、「笑ってはいけない市議会」。

しかも、そんな話をしてたタイミングで傍聴していた高齢の女性が退出。

― おばあさん、アウトー!

あかん。傍聴席にいるメンバーが、必死に笑いをこらえてる。
でも、「笑い声をあげてはいけない」と、傍聴する人への注意書きにも書いてある。

リアル・笑ってはいけない市議会。


傍聴席に置いてある注意書き。

傍聴人は次の事項を守ってください。
・談論し、放歌し、高笑し、その他騒ぎ立てないこと。
・みだりに席を離れ、または不体裁な行為をしないこと。

国会見学に行ったときにも話題になったフテイサイがここにも。
談論、放歌、高笑、そして不体裁。
馴染みがなさ過ぎるこの不思議な言葉たちで、傍聴人は感情を押し殺さないといけないわけなのだけど、でも市議会はヤジもまったくなくて、議員さんの不体裁もないし、それはとても心地がよかったな。

半分くらい、いや半分以上ふざけてたようなところもあるけど、こうやってみんなで一緒に市議会を見るって、本当におもしろい。
ふざけながらも、市の財政の話とか主要施策の話とかをちゃんと聞けて、わからないことはみんなで質問し合えるし、その場で調べられる。

国会パブリックビューイングもあるけど、市議会のパブリックビューイングは、話題がめっちゃリアルってのもあるし、実際に見に行けるところで行われる政治というのもあるし、これは本当に面白い!

またまた政治の新しい楽しみ方を発見してしまいました!

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