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6/25の日記(才能について考え直す)

しばらく韓流ドラマにどはまりして、昼夜問わずドラマとyoutubeの映像を見ていたら、今度はK-POPにはまり始めてしまった。

きっかけはyoutubeでBTSのBlack SwanのMVを観たことだ。何度もその動画がおすすめとして出てくるので思わず観てしまった。コンセプトのあるMV、好きな曲調、綺麗な映像、好きな要素が多くて何度も観てしまった。その時に初めてBTSというグループを知った。

言語化出来るか不安だけど、BTSに感動したことがあったので書いてみる。私はMVから入ったので、完璧なアイドルとしての姿を最初に見たわけだが、実際にSNSやyoutubeに上がっている彼らの素の姿は、普通の若者と同じだった。

BTSのパフォーマンスは素晴らしくて、歌やラップ、ダンスなどメンバーそれぞれに得意分野がある。JINというメンバー(グループで最年長のイケメン)がいるのだが、正直、最初はJINって必要か?って思っていた。ファンの人本当にごめんなさい。イケメンだけど歌が抜群に上手い訳ではないし、ダンスはチームで最下位と言われるくらい。(いや、最下位でもあの激しいダンスを踊れるのは本当に凄いけど)

でも、メンバーのインタビューとか、メンバー同士が絡んでいる姿を見たりしていると、ああ、本当にこの7人じゃなきゃいけないんだと感じるようになった。誰が欠けてもこの雰囲気は出せないし、ここまで成功してないんだなと思った。自分が好きなグループがある人は思うことなのかもしれないけど、奇跡みたいな確率でこのグループって出来たんだなと思う。

そして、JINの才能はもちろんパフォーマンスでも発揮されているけど、多分、一番は長男としていつでもグループを支えてるってところなんだと思う。ファンの人はもっともっと魅力を知っているんだと思うけれど、最近BTSを知った私が感じた彼の魅力は、歌とかダンスとかアイドルとして分かりやすいものではないけれど、でもアイドルとしての魅力よりももっと普遍的で温かい人間としての魅力だった。

一般的に、分かりやすくアウトプットが出るような才能に目が行きがちだし、そういうものが無いと自分って平凡だと決めつけがちになる。でも、見えにくい才能も沢山あって、周りを見渡せばいろんな人がいろんな才能を持っていることに気づいて、急に世界がキラキラして見えたりする。それに気づくと、自分の中にあるささやかな才能も大切にしたいと思えるようになる。私が初めて好きになったアイドル達にとても大切な事を気付かせてもらったと思う。



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