7/29の日記(今も残ってる言葉)
なんと…、あと2日で7月が終わる。この調子だとあっという間に冬になっていると思う。趣味でスノーボードをするけれど、シーズンオフの時にスノーボードをしたいと思った事はないのに、今年はなぜか急に雪が恋しくなった。次のシーズンは骨折しない程度に新しい滑り方に挑戦してみよう。
話は変わって、私が好きになる人たちは、私とかけ離れている人が多い。本当に話が全然変わったけど、こっちが今日書きたい事。(スノーボードのことは雪山が恋しくなったことを書いておきたかっただけ)
基本は人見知りだし、ATフィールドはかなり強固な方なので、嫌いな人はほぼいないけど好きになる人は格段に少ない。それでも、興味を惹かれる人は男女関係なく私と性格の違う人が多いと思う。
小さい頃から自分の事について考えることが多かった。成長するにつれて人と比較して自分を発見することも出来るんだと分かったから、自分とかけ離れている人に興味を示すのだと思う。会話をしたり、観察してみたりすることで、相手と自分の違いが大きければ、よりはっきりと自分の輪郭を掴み取っていけるし、相手の新しい考え方も聞けて楽しい。
そんな訳で、将来は心理カウンセラーになろうと思って大学受験したが志望大学には落ちてしまった。思春期とは言え、割と内向的で多感な自分がカウンセラーなんて耐えられるのかと半信半疑な気持ちも大きかったので、本当は進路に迷っていた。
カウンセラーについて色々と調べていた時に、「心理カウンセラーはなりたいと思ってなれるものじゃなくて、なるべくしてなるものだ」みたいな事が本に書いてあり、大学に落ちたって事はやっぱりやめておけってことだと妙に納得して別の道を歩くことにした。
心理カウンセラーになるには結構ハードルが高くて、社会人になる頃にはその道はすっかり諦めていたが、在宅勤務が増えた折に仕事をさぼって見ていたnoteで産業カウンセラーの記事を見つけ、これだと思って養成講座の説明会に申し込んだので、この記事を書いている。
noteの記事を読んだ後に、引き出しから引っ張り出した絵葉書がある。高校3年の担任が卒業の時にくれたメッセージ入りのものだ。先生はこんな言葉を送ってくれた。
ヤモリ(私)と私はどこか似ていると思っていました。人間に興味があるのにでも自分は素直になれない…。そんな感じかな?これからの人生のなかで必ず貴女を心から理解し、楽しませ、必要とする人が現れます。そのために努力を惜しんではいけませんよ。
この絵葉書はこれまでも時々読み返していた。幼い時から他人とは分かり合えないし理解してもらえなくてもいいという気持ちがあった。孤独感には慣れていたのに、そんなに仲が良かった訳ではない担任にこんなメッセージをもらって結構驚いたし、正直嬉しかった。本当のところ、自分を理解して欲しい、相手を理解したいという気持ちが人よりも強いのかもしれない。だから、このメッセージをもらって嬉しかったんだと思う。
先生、これまであんまり努力してこなかったけど、少し頑張ってみようと思います。メッセージありがとうございました。これからも大切にしますね。
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