見出し画像

子どもとの関わりで大切なこと

私が子どもと関わるときに大切にしていること

それは、子どもの話を聴くこと。
話を聴くって、簡単そうで実は難しい。

傾聴のスキルが必要。

ついつい、それは違うでしょとか意見しちゃう。
でも、子どもはお話を聴いてほしいだけ。

特に小さい子は、まだ空想と現実の区別がつかなかったりもするから
自分が考えていたことを、あたかも本当にあったことのように話す。

その時、そんなのうそでしょなんて言うと
子どもは否定されて悲しくなっちゃう。

話をじっくり聞いているとね、子どもも安心して
心を開いてくれるようになります。

心が通い合った感じがした

以前働いていた、放課後デイサービスの利用者さん。
中学生の女の子だけど、お話が出来ない。
でも、こちらの言う事は分かるし
本人も手話やマカトンなどを使ってお話ししてくれる。

マカトン法は、ことばやコミュニケーションに困難のある人々のために英国で開発された言語指導法です。話しことばと共に、サインやシンボルを組み合わせて提示します。
(中略)
マカトンサインは、手指による動作表現です。
子どもは、ことばが出る前に
「バイバイ」(手を振る)、「ごちそうさま」(両手を合わせる)
などのジェスチャーを使います。
ジェスチャーは個々人の自由な表現方法ですが、サインはやりとりする人同士が共通して使えるように動作が決められています。

日本マカトン協会より

手話もマカトンも簡単なものしかわからない私だけど
「それは『歯磨き』?」などと聞くと嬉しそうに
うんうんうなずいて教えてくれる。

お散歩中にお話ししていて、全部理解できたとき
とっても嬉しかったし、楽しかった。
その女の子も分かってもらえたのがうれしそうで
「キャーキャー」笑ってた。

子どもだけではなく大人とも

相手の話を聴くことって、
子どもに限らず大人との関係にも大切なこと。

私は離婚している。
原因はコミュニケーション不足だと思っている。
お互いが話し合えてないから、お互いの気持ちが分からない
そしてすれ違う。

離婚の原因はいろいろあるけど、
私が元夫の話を聴いてあげなかったことも
ひとつの原因になると思う。

何か話していても、私はよく相手を否定していた。
それじゃ話すのも嫌になるよね。
そして、元夫は心を閉ざしてさらにすれ違うことに。

相手の話を聴くことって

「相手の話を聴くこと」は
相手の気持ちを認めること。受容すること。

以前、「子どもの気持ちを受け入れてあげて」と言ったら、
「子どもの話を全部聞いてたら、わがままになる」と言われた。

「気持ちを受け入れる」って
相手の気持ち、考え、言い分に従う事じゃない。
相手を認めてあげること。

否定も肯定もしないで、
「あなたはそう思っているんだね」
「あなたはそう感じているんだね」
と相手の気持ちを受け入れること。

人ってついつい、アドバイスしたくなっちゃう。
でも、まずはゆっくり聴いてあげることが大事なのよね。
難しいんだけど(笑)

まとめ

自分の話を聴いてもらえると、嬉しいよね。
自分を認めてもらえた感じがする。

それが自己肯定感を育む第一歩にもなる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?