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現実問題(働かない弟)②

さて、引き続き、身内のことを情けなく、さらけ出してみようとおもう。

社会福祉協議会へ行き、担当者と面談をして、どれだけ生活が苦しいかを訴えてくる母。そして、フードバンクからの食料品を幾つももらってくる。もちろん、生鮮食品はないけれど、お米、お菓子類、コーヒーなどをもらえるだけで、とても助かっているらしい。
自分の息子が働かないことを他人に話すのは、どんなに情けなくて、惨めだろうか。

でも、弟が働かないのには、母にも責任があると私は思う。

これは、私が結婚して、親元を離れて気づいたことなのだが、母は過保護なのである。
お金がないと言いながら、弟が遊びに行くと言って、ガソリン代や小遣いをせがめば、あげてしまうし、スーパーに一緒に買い物に行けば、余計な物を買ってあげてしまうのである。
最低限、生活に必要なものだけを厳選すればいいのにと思うのだが、パソコンが2台あったり、Wi-Fi契約をしたり、スマホを新しくしてみたり、理解できないことが多いのだ。
これでは、生活苦だと弟に思い知らせることができない訳だ。

母が私に、弟を説得してくれと言ってくるが、姉1人の言うことを聞くわけはない。面と向かって話しても返事はしないし、LINEの返事もないし、こっちも呆れるばかりだ。話しもしたくなくなる。

一生、働かないつもりなんじゃないかと不安になる。もしも今、母に何かあったらどうするつもりなのか。私だって、面倒はみきれない。


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