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私の不在中、一番大変だったことは意外なものだった。

甥っ子日記再開します!術後検診も終え、体調もばっちり回復しました。

さて、話は少し遡り、私の入院中。

夫と甥っ子、男子二人での生活で心配なことと言えば、洗濯とご飯。掃除は数日しなくても、そう困りはしないでしょう。ご飯は二人で自炊するか、近所で外食でもするだろうと思っていたら、心配した私の母が”飯炊きばあさん”を買って出てくれたそう。

2日に1回のペースで母の家にいき、食べ盛りの甥っ子のために張り切って作った唐揚げの山を、笑ったら逆流してきそうなくらい、たらふく食べさせてもらったのだとか。お母さん、ありがとう~!!

甥っ子の制服や部活着は、汗まみれで強烈な臭いを放っているので、毎日洗濯せねばなりません。夫は一人暮らしも長かったので洗濯はできますが、甥っ子にとっては初めての経験。二人であぁでもない、こうでもない、と言いながら、なんとか洗濯したそうです。

結果、夫曰く、私がいなくて一番大変だったことは「お茶作り」。

甥っ子はとにかく飲む。

毎日4リットル以上!!

飲み終わったらボトルを洗って、お湯を沸かして、茶葉を投入して、冷めてから冷蔵庫で冷やす。この繰り返し。この作業が毎日エンドレスのように感じられるのです。ちょっとサボると「お茶ないと~?」と聞かれます。

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手抜きしようと思ったらペットボトルのお茶を買ってくるという手はあります。しかし、スーパーから毎日4リットル分を抱えて帰るのも大変だし(牛乳も毎日1パック消費する)、ネットで段ボール箱買いしても、段ボールとペットボトルのゴミが出る。それも嫌。ならば、茶葉から煮出した方が、ゴミも出ないし、経済的という結論に達しました。

私が前から「毎日、お茶作るのが大変なんだよね~」と夫に話していたのですが、その役割を夫が担うことになり、大変さを痛感したのだそう。

大きなコップにたっぷり注いで、一気にゴクゴクゴク~!!と美味しそうに飲み干すたびに、「おいおい、そんなに飲んでくれるなよぉ~」と嘆いている夫の姿が目に浮かんで笑えてきます。

私がいなくて一番困ったことが、まさか「お茶」だとは思いもしなかった・・・。


 入院中、甥っ子が寂しい思いをしてないか?忘れ物をしていないか?と心配で毎朝電話をかけていました。スピーカーにして夫と甥っ子と3人で会話できるようにしてもらっていたので、甥っ子に聞いてみました。

「玲香ちゃんいなくて寂しくない??」

甥っ子「・・・・(し~ん。)」

夫「(慌てた様子で)・・・いや、なんか居らんと殺風景やね~って話したとこやったんよ!!」

殺風景って・・・

私は部屋のインテリアの置物か~!!!!


 私が入院することになった甥っ子への事情の説明は夫がしました。

「お前の弟が妹が出来るはずだったんだけど、、、」と話すと、甥っ子はびっくりして目を真ん丸に見開いたそうです。

厳密にいうと、我が家に子供ができれば甥っ子とは”従兄弟”という関係ですが、同じ屋根の下で暮らせば兄弟も同じですよね。夫が迷わず”弟妹”という言葉を使ったのも、甥っ子が「いや、従兄弟やろ?」と突っ込みを入れなかったのも納得。

甥っ子がその時どう思ったかは謎ですが、甥っ子は素直で優しいし、良いお兄ちゃんになりそう。このnoteでいつかそんな様子も綴れる日がくるといいなぁ。

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