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都会がツラいのはなぜか?

2年前に引っ越してきて以来、時々東京都内に出る以外は主に家で仕事をしています。

子供が2人とも小学校に入ったのをきっかけに在宅中心のスタイルに切り替えました。周囲から見れば平日フラフラしてるしいつも家にいるし見た目無職です。自由度が高いのがフリーランスの良いところ。

週に1,2度都内に出るのはお勉強会やセミナーに参加したりアロマ仲間と集まったり友達に呼び出されたり、色々です。

私は埼玉に住んでるので、都内へのアクセスは1時間前後。それほど混んでいない電車に乗っていざターミナル駅に降り立つとそこは地元の1000倍の人、たくさんのお店とたくさんのそこに並ぶ物、壁一面の広告、たくさんの音が入り混じる雑踏、お店から立ち上る香り。

存在するものの情報量が多すぎて頭が忙しく、脳内シェアは一気に残メモリ不足。情報処理能力のキャパシティ超え。

都内に出るとき、サングラス・イヤホン・ロールオンアロマが必須です。思考がまとまらない時に五感のひとつひとつを慣れたもので安心させていきながら目的地にたどり着く。

情報量が多すぎて都内を歩くだけでもぐったり。体力的な問題もあるけどそれよりも感じるのは脳の疲れ、精神の疲れ。

電車に乗ればそこにいる人の空気感というものがあるし、舌打ちする人がいたりドアのそばで絶対にどかない人がいたり、足元危なげなお年寄りや妊婦さんがいても優先席を譲らない人もいる。

そんな風景を見てるだけでも精神が疲れてしまう。

場の空気というのは自然がない場所ではそこにいる人の感情や身体が作り出すもので、都内にその場の空気が良い場所はなかなかない。ここ数年はこの『場の空気』にとても敏感になり余計な疲れを溜めないためにも立ち寄るお店もほとんど決めている。

先日待ち合わせまで時間があったので普段はいらない喫茶店に入ったらレジで大声で延々クレームを繰り広げる高齢の女性がいて、そんな日に限ってイヤホンを忘れていて泣きたくなった。泣きたかったのは怒られてるバイトの女の子だったろうけど...。

常々身体・心・魂は繋がっていてどれが欠けてもバランスを崩してしまうと考えている。感情を溜め込むと病気になりやすいし、普段我慢が日常化してると身体に不調をきたす。その逆も然りで病気になって良くも悪くも性格が変わってしまう人もいる。

私にとって場の空気はそれを乱す1番の理由。

そして、それはインターネット上にも。SNSには人の感情が入り混じって作り出す場の空気があり、近頃それにも疲れたので1日1時間もみなくなった。

携帯ひらけばすぐSNS、すでに家庭が安住の場でなくなっていたり、職場が辛いなんていう人も多いみたいだからそりゃ〜自殺率は上がるだろうし精神的な病の自覚も増えるだろう。

都内に出て帰ったら、必ずやることがある。

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不定期更新ですが、本では書けなかったこと、一般に非公開だからかけることなど書いていきます。

2015年に書いた著書『自由な女の生き方』に書ききれなかったこと、新しく気づいたことなど書き綴ります。 軽やかにしなやかに生きるヒントにな…

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