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【ZIPAIR × チームラボ】合同1DAYインターンシップが『超良かった』おはなし

学部3年になり、そろそろ就活というものを始めようかなと動き出している6月。🐌
6月という時期には割と珍しい「1Day インターンシップ」に参加してきました。
このインターン、タイトル通り”超良かった”のでございます。
沢山の気づきと学びがあったので、忘れないように言語化しようと思い、noteを書いてる次第です。

(私は、「UIデザイナー」という職種を目指しているのでデザインメインで話が進んでるかもしれないです。ご了承ください🙏)

①インターン参加への経緯

まず、このインターンは6月11日(土)開催ということで応募締め切りが5月31日(火)でした!
サマーインターンの選考は6月中旬締め切りが多いので、ゆったり準備していた私はこのインターンを見つけた時、

「選考早っっっっ!!!ポートフォリオも自己分析もまだだし、とりあえずで出しても落ちちゃうだろうな。。。」

と思い、当初は応募する予定ではありませんでした笑。

しかし、少し時間が経ち、ポートフォリオを登録していたReDesigner for Studentで、チームラボさんから直接お誘いをいただき、
「落ちるかもしれないけど、とりあえず出すか!」
となり(単純)、応募してまぐれ(?)で選考通過し、参加に至りました!

ちなみに、選考は提出課題とポートフォリオ(任意)だけだったと思います!

②インターンの概要

〈⏬要約〉
ZIPAIRが提供する、コストとクオリティを両立した次世代エアラインと、チームラボの専門領域である、テクノロジーとクリエイティブを掛け合わせた課題解決に取り組むインターン。
この2社の特徴を掛け合わせることで考えられる新しいユーザー体験をZIPAIR・チームラボのメンバーとグループワーク形式で共に企画する。

2社さんの公式HPも載せますね〜

〈取り組む課題〉
■課題内容
「ZIPAIR (LCC/国際線) の飛行機に乗る前、乗っている最中、乗った後のどこかで、あったら良いサービスを具体的に考える」
■条件
デジタルテクノロジーを活用する。
技術的に実現可能であること。
■対象路線:仁川、バンコク、シンガポール、ホノルル、ロサンゼルスの5路線
■乗客数:2020年10月16日旅客便初便は2名のお客さまのみだったが、現在累計6万名にご搭乗いただき、1日500名以上にご搭乗いただけるようになった。
〈共通で使用したツール〉
Slack, Google Slides
〈場所〉
チームラボオフィス(オフライン開催でした!)
〈服装〉
普段着(スーツ不可)
〈表賞〉
ZIPAIR賞: ZIPAIRポイント チーム分 1人10万円分☜(笑)
teamLAB賞: teamLABの展示ご招待券

③1日のスケジュール

10:00 受付
10:15 オープニング&メンター自己紹介
10:20 チームで自己紹介&チーム名を決めて発表
10:45 ZIPAIR会社説明
11:05 チームラボ会社説明
11:10 Q&A
11:25 課題発表&提案資料の作り方
11:35 お昼休憩(60分)
12:30 ワーク開始
14:30 メンターに向けて発表+フィードバック5分/1チーム
15:30 ワーク再開
17:00 プレゼンテーション6分間 × 9チーム
18:00 表彰&講評

さすが、1Dayインターン。スケジュールの過密さにぎょっとしました笑

④私たちのグループワーク紹介

そのような流れでインターンが進んでいたのか、分かりやすいように私たちのグループワークを事例として紹介します!
グループメンバーは5人。2年生、3年生、院1年生で構成されました。
それぞれの専攻も個性も全く違っていてので、お話しているだけで面白かったです!

そしてなにせ、時間がなかったので爆速で企画を進めました(笑)

❶ 事前リサーチとアイデアの共有
事前リサーチ推奨だったので、個々人で下調べしたデータなどを共有しました。
⏬私の事前リサーチ・・(恥)

私は国際線を1度も利用したことがなく、ユーザーの課題に対して想像がつきにくかったです。
そのため、事前リサーチでは「国際線」の利用フロー、国際線を利用したユーザーの失敗談などを中心に事前リサーチしました。


グループメンバーには「ZIPAIR」の特徴や理念を中心にリサーチしている方がいて、なるほどポイントでした。
あと、リサーチ内容を共有しやすいようにkeynoteの資料でまとめている方もいて、こちらもなるほどポイントでした。

❷どのユーザーに焦点を当てるのか設定→コンセプト決めへ
今回は「国際線利用初心者」をターゲットにすることにしました。
ZIPAIRは他の航空会社と比較して、価格と質の面で、
LCC(格安航空)<ZIPAIR<JAL,ANA
という立場にいることから、

お金もないけど格安航空には不安がある「20代の国際線利用初心者」を多く取り込みやすいのではないか。ただの格安航空ではないZIPAIRの安心感を知ることができる入り口となるサービスを作ろう!

という考えに至ったのです。

❸具体的なサービス内容の肉詰め
ここ、めちゃ大変だった!笑

簡潔にまとめるとこんな感じでした。

決定したコンセプトに沿って事前に出たアイデアとして第1案で進めようとしましたが、「手荷物到着通知機能」は空港側に負担がかかるので実現不可能なのでは?となり‥白紙になったり・・(後でZIPAIRさんに確認したら大丈夫とのこと。笑)
そこで、第2案を考えたのですが「それ、本当に欲しいか?」と問い直した時、「一緒に旅行している人と思い出が作れればそれで十分ではないか?」という意見から、要らないかなぁとなり・・・
そして、コンセプトを一旦捨てて第3案を考えたり・・笑
アイデアを作っては捨て、作っては捨ての作業をしました。
メンバー内では、「どれも決め手にかける」、「インパクトや面白さはないよね」という声も・・

ユーザーフローを考えたりもしました。
(うっかり他社インターンのステッカーが!笑 お見逃しを🙏)

❹メンターさん方からのFB

ZIPAIRさんからのFB
・どの案もいけるんじゃない?根拠もしっかり考えてるね。
・国際線初心者が不安を感じる要因をサポートアプリ(手荷物や手順の安心性)で解決されるかの論理性は薄いかも・・なんかねじれてる気がする。

(確かに、恐らく国際線初心者が格安航空を恐れているのは荷物や手順の不安ではなく、機体内の狭さや臭さですよね・・)

チームラボさんからのFB
・なるほど!!!面白いじゃん!
・候補3はコスト面が不安だね・笑
・候補1と候補2をくっつけていいと思うよ!
・企画のインパクトとかは考えないほうがいい!ユーザーが持つ課題をしっかり辿ってその課題が解決できるサービスを作って欲しい。


結果、候補1と候補2を合わせたサービスを提案することになりました。

❺提案資料作成へ
プレゼン発表まで残り1時間半で提案資料作成へ!
【役割分担】2人→UI作り、3人→言語化、スライド作成

手荷物につけるTagのモック作り・・

様々な方面の方から怒られそうな鬼ダサプロダクトを爆誕させるほど、時間がないっ!笑
企画詰めが甘く共通認識が弱かったこともあり、作成しながら「あれ、これってこんな感じであってるんだっけ?」ということも起きました(大汗)

❻資料完成&発表
多少無理矢理なんとか完成させ、発表へ!
私はスライドを一切触ってなかったので、スライド作成を中心に進めてくださった方に発表を全任せしてしまいました。
(台本も無いのに非常に上手だった・・)

⑤インターンの『超良かった』ポイント

Point1:完全「デザイナー」インターンではない点
当初はチームラボさんのインターンだったので完全にデザインインターンだと思ってました・・
しかしデザイナー志望の方だけではなく、航空会社に興味がある学生、テクノロジー全般に興味がある学生、カタリストの職種に興味がある学生など、興味分野がばらばらの学生が集まっていたので、様々な知見に触れることができて面白かったです!
デザイナーと企画職で就職を迷っている人とか、どちらの分野が得意か発見できる機会だったので、すごく良かったのでは?

Point2:考えるサービスのクライアントがすぐそこにいる点
これ、良かった。笑
サービスを考える時、ただ課題を探し、解決する方法を見出すだけでは不十分だと気づきました。
クライアントワークの場合、そのクライアントのビジョンや文化をよく把握し、「〇〇会社でやる意味があるサービス」を考えなければならないのです。
また、専門領域の知識が薄い分「このサービスって空港内で実現可能ですか?」という質問をその場でさせていただきすぐに返答が返ってくるという環境ってすごく良かったです。

Point3:アイデアが湧き出る環境
チームラボのオフィスがすごくクリエイティブというのは噂に聞いてましたが、まぁクリエイティブ。
だってそこら中に植物が生えてます!笑
気のせいかもしれないけど、いつも家でアイデア出している時よりも良いアイデアが出てきた気がします。

なんかめっちゃ木あった。
なんか砂もあった。(何用?)
これはなんだろう?笑

⑥振り返りと学び

🌼サービスを提案する際のクライアントへの配慮🌼
・ユーザーの課題解決だけではなく、クライアント側へのメリットも考える(→マネタイズなどへも関係)。
・その会社でやる意味があるサービスであること。
・聞いていて飽きないプレゼン方法。
・ユーザーを絞るのもありだけど、基本的に全てのユーザーに共感する課題を探した方が説得力は増す。

🌼グループワークの進め方🌼
・5人という人数だとアイデアをまとめるのがすごく難しい。
・メンバーの背景が違うことが当然だけどそれぞれの視点を否定せず、「自分にはない視点」として取り入れることが重要。
・役割分担を明確にするために、自己紹介で得意分野(ビジュアル設計や進行、スライド作成など)を共有する。
・サービス企画の進め方を統一する。意外とサービスデザインの進め方は共通ではない。

私は「チームで動くこと」に長けていると思っていたのですが、初対面の人とチームになってアイデアを出すの大変でした。悔しい・・。

*「共感・肯定」⇨「+α・意見」

の意識が大事なのでは?💭という気づきもありました。
あと、相手の主張を最後まで聞くこと!すぐに反応(肯定も否定も)したくなるけど、ぐっと抑えて聞く側に回ることも論理的な議論を展開する上で大事だな、と思いました✊

「チームで働くこと」を強みとしていた私ですが、今回のインターンを通して、ただ「チームで働くこと」が得意なのではなくて、「自分の役割とチームメンバーの役割を見つけること」が得意なのかな?と・・
観察能力が高い気はしていましたが、「あ、この人は多分こういうことが得意なのかな?」と気づくことが多かったです。

⑦最後に余談

本当に参加して良かったZIPAIR×team LABのインターン。
個人的にツボだったポイントがまだあります。笑

??

なんと至る箇所にスターバックスのコーヒートラベラーが!!笑
ほかほかのコーヒーにチームメンバー大興奮でした。
撮り忘れたのですが、各チーム机に大量のお菓子の配布も。

本日のランチ🥩

そしてお昼にはなんと今半のお弁当がっ!
お寿司とすき焼き弁当の選択肢がありました。笑
遠方から来た私は「後でコンビニでおにぎりでも買うか〜」と考えていたのですごくありがたかったです!
手厚すぎて大爆笑でした😂

あと、交通費・宿泊費(ホテル予約まで)まで全額出していただきました!
本当に地方学生にも手厚いサポートをありがとうございました!😭😭


さて今回は、ZIPAIR × チームラボ合同1DAYインターンシップのレポートをしていきました〜!
現在、様々な会社のインターンシップを応募しているので、ご縁があった会社さんのインターンをまたレポしていきたいです〜!

最後まで読んでくださった方、本当に感謝します🌼
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