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この英語学習って自分に合っているのかな?と思ったら…

こんにちは。
英語コーチの ながき れいか です。

昨日、語学を学ぶ者として
とても共感できる相談をいただきました。

(自分のやっている学習が)これでいいのか。
私のレベルのスピーキングに活かすにはちょうど良いのか。

「何をやったらいいのか…」
英語を学び始める前にも頭を悩ませるけど
英語を学んでから、しばらくたってからも
何度もくる「このままでいいのか」の波

わたしは、いつもこの波に翻弄されて
新しいテキストに飛びついたり、
NHKラジオのフランス語講座を視聴。
フラフラしてきました(今もですが)

今日は、そんな自分への自戒を込めて

この英語学習って自分に合っているのかな?

と感じたときに、どうしたらいいのかを
相談してくれたAさんのケースをもとに
ご紹介します。




Aさんのお悩みは

テキストBとテキストCの間で揺れている。

テキストBは英文が長めで音声も速めで、挑戦しがいがある。
テキストCは少し簡単だと感じるけど、語彙など学ぶべき内容は多い。
最近は、テキストCをやっていてテキストBまで手が回らない。

これって、
私のレベルのスピーキングに活かすにはちょうど良いのか。

つまり、
日常的にやっているテキストが
簡単すぎるからレベルUPに繋がらない?
と心に引っかかっている状態。

やりたい教材がたくさんあって
手が回らない、って前向きな悩みです!


今やるべきことを確認しよう!

↓ わたしの返信はこちら

Aさん、語彙も文法もすでに何年も
勉強されているのでバッチリなのです。
今は、その知識を使えるようにして
言いたいことがスーーと口から出るように
するトレーニング中です。

だから「これは挑戦しがいがある」ほどの
スピードや長さの英文を使わなくていい。

わたしには、学校英語で染みついた
どんどんレベルを上げなくちゃいけない、
難しいことをしないといけない、という
思い込みがあるのではないでしょうか。

Aさんには高速で長い英文を話す必要はない

むしろ、シンプルな短文を使えるように
練習したいから。


やるべきことに合った学習か

テキストは今、使っているのでいいけど
もう1つ、気になることがあったので
追加のアドバイス↓

Aさんは、テキストBで音読や
シャドーイングに取り組んでいます。

うまく音読ができることじゃなくて、
自力で英文を組み立てることのために。


同じ教材を使って、同じことをやっても
意識の向けかたでやり方が全然違う

Aさんは、発音の練習というより、
音読素材を使って言い換えをしたり、
内容の要約をして、
自分の知っている英語知識で
英文を組み立てるようになるのが目的

↓ Aさんからの返信

「我に返って」の言葉にAさんのユーモアのセンスを感じます(笑

すごく分かります!
「これで良かった?」
「他にもっと良い方法があるのでは?」
目移りします、わたしだって。

こんなふうにアドバイスしながら
「思い出させてくれて、ありがとう」の
気持ちでいっぱいです。


まとめ


この英語学習って自分に合っているのかな?

と思ったら、その違和感にフタをせず
一度立ち止まって、
1)今やるべきことを確認
2)やるべきことに合った学習か確認
3)必要あれば、我に返って軌道修正

些細なことに思えても
こういう小さな違和感の積み重ねが
「もう英語いいや〜」につながる。

「これで良かった?」と思ったら
棚卸しをして心機一転するのがおすすめ



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