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【読書感想文】虹の岬の喫茶店/森沢明夫
[ネタバレを含みます]
喫茶店の店主、悦子さんが素敵だった。特に泥棒が入ってきた時、お客さんとして迎え入れていたところが懐が深いと思ったが、それでも本当は怖くてマグカップを割ってしまったという人間味のあるところもまた良い。
壁にかかっているという虹の絵。その美しさや神々しさがこちらにも伝わってきた。
◆読了日
2024年2月15日
◆読んだキッカケ
優しい小説が読みたくて。
◆あらすじ
小さな岬の先端にある喫茶店。そこには美味しいコーヒーと、お客さんの人生に寄り添う音楽を選曲してくれるおばあさんがいた。彼女は一人で店を切り盛りしながら、時折海を眺め何かを待ち続けていた。その店に引き寄せられるように集まる、心に傷を抱えた人々――彼らの人生は、その店との出逢いで、変化し始める。疲れた心に寄り添う、癒し小説。
◆おすすめ度
2/5
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