幸せはゴールではなく、その道のりにあります

目標を達成したら幸せになれるのかというと、実はそうではないと思います。目標達成というのは幸せになるための条件ではありません。目標を達成して幸せな人もいますが、それは目標を達成する前から幸せな人です。

幸せはゴールではなくて、目標達成までの道のりにあります。目標までの道のりは、辛く苦しい茨の道ではありません。そもそもそんな道のりだったら、目標達成まで行動を続けられないと思います。幸せは努力の対価ではないんです。

仮にゴールまでの道のりが100個あるとしたら、1から99が道のりで100がゴールです。1〜99まで嫌なことをやり続けて、100になったら幸せになれるかというと難しそうですよね。

1から100まで幸せでもよいはずです。もちろん、ときには嫌なこともあるかもしれません。だからといって、ゴールまで幸せをお預けしなくてもいいと思いませんか。

大切なのは、1から99までの道のりをいかに楽しむかです。楽しい道のりでなければ、人は行動を続けられません。大好きなことをやろう。ワクワクすることをやろう。よく言われる言葉ですが、そもそも好きなことじゃないと、行動が続かないんですね。

ゴールまでの道のりに幸せを見つけられると、進むのが楽しくなります。大きな成功を手にしている人は、そうやってゴールまでの道のりを楽しんでいる人です。辛く苦しい茨の道を進んで成功した人を、僕はもしかしたら見たことないかもしれません。

僕たちはもっと人生を楽しんでいいと思うんです。遊びというのは子どもだけのものではありません。大人だって遊んでいい。幸せになるのに条件はありません。

成功しなくたって、目標を達成しなくたって、幸せになれるし、なっていいんです。幸せを先延ばししないでください。幸せになるための条件なんてありません。今のあなたのままで幸せになっていいんです。