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問題だって思っていることが本当の問題

新しいことをやろうとすると怖くて動けない。どうしたら怖れを解消できるのか?そう思ってしまうことあります。怖れが行動を止めるのはその通りだと思います。

なので、その怖れという問題はどうすれば解消できるのか、そう考えるのは普通のことです。だけど、行動をせずにその怖れを解消することなんて、果たしてできるのでしょうか。

そもそも怖れを感じるのは問題なのか?

新しいことは、やり方もわからないし、どうなるかもわかりません。要するに先が見えないのです。先が見えないものに対して、不安や怖れを感じるのは自然なことです。

たしかに歩みを止めずにどんどん行動している人っています。じゃあその人は怖れを解消したから行動できるのかというと、そうではないと思います。新しいことにチャレンジするときは、誰だって怖いはずです。有名人だろうと第一人者だろうと関係ないと思います。彼らも同じ人間です。

彼らが本当にすごいのは、怖れを解消できたからではなくて、怖れを抱えながらも歩みを止めないからだと思います。たしかに怖れは行動することで弱くなってくるかもしれません。それは行動することで、先が少し見えてくるからです。

やっぱりゼロからイチにするのがいちばんエネルギーを使います。だけど、行動することでもっと大きな壁が見えてくることもあります。結局のところ、不安や怖れはつきものです。

解消しようとするのではなく、うまくつき合って行く方法を考えた方がいいかもしれません。では、不安や怖れとうまくつき合うにはどうしたらいいのでしょうか?

答えは僕が教えて欲しいくらいです(笑)

ただ、歩みを止めない人を見ていると、怖れのことをワクワクと言っているような気がします。多分、歩みを止めない人のワクワクと、動けない人の怖れは同じもののような気がします。ワクワクと怖れはコインの表と裏のようなものなのかもしれません。

例えるなら、ジェットコースターのようなものでしょうか。ジェットコースターがワクワクするのは、怖いからだと思います。全然高低差がなくてスピードも出なかったら、怖くはないけどワクワクもしないです。

新しいことを始めようとすると、不安や怖れを感じるのは自然なことです。不安や怖れは何とかしなければいけない問題ではありません。不安や怖れを感じながらも、じゃあどうしたいのかを考えてみてください。

タイミングが来るまでやらないという選択ももちろんありです。ただ、それを始めようと思ったのは、心の奥にワクワクを感じたからではないでしょうか。

怖れに意識を向けるか、その先のワクワクに意識を向けるか、あなたはどちらを選択しますか?

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