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変えられるものと変えられないもの

人生には、自分で変えられるものと変えられないものの2つしかないんですね。その2つとどう向き合っていくかで、人生の幸せ度が決まるような気がします。

幸せに生きている人は、自分で変えられるものだけに集中して、自分で変えられないものは手放して生きているように思います。

逆に不幸な人は、自分で変えられないものを一生懸命変えようとし、自分で変えられるものを変えようとしない人かもしれません。

アメリカの神学者のラインホルド・ニーバーさんという人が、こんな有名な言葉を残しています。

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変えられるものを変える勇気を、
変えられないものを受け入れる冷静さを、
変えられるものと変えられないものを見分ける知恵を授けたまえ。
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どんな人なのか詳しくは知りませんが、この言葉だけは知ってます。
良い言葉ですよね。

自分で変えられるものと、変えられないものの2つしかないとすれば、まずは、それをどうやって見分けるのかが最初のステップになります。

そして、見分けた後は、変えられないものはそのまま受け入れて、変えられるものを変える努力をしようということです。

たしかに、そうやって生きて行くことができれば、楽に生きられそうですね。幸せにもなれそうです。

そのために必要なのが、知恵と冷静さと勇気というわけです。

自分で変えられるものと、変えられないものを見分けるための知恵というのはどんなものなのでしょうか。

自分は変えられるけど、他人は変えられないというのが、まず思いつきますよね。ニーバーさんの真意はわかりませんが、同じことを言っているのでしょうか。

そして、冷静になって、他人は変えられないというのを受け入れようということです。他人は変えられないとわかっていても、つい他人を変えようとしたり、文句を言ってしまったりしますよね。

他人は思う通りには動いてくれないですからね。

もちろん思う通りに動いてくれるときもあるし、仕事なら部下を思う通りに動かせる場合もあります。ただ、それだと相手次第になってしまうんですね。

なるほど、これだと相手に振り回されてしまって、不幸な人生になってしまうかもしれません。不幸は言い過ぎだとしても、幸せからはちょっと遠そうです。

なので、変えられないものを受け入れる冷静さが必要なんですね。
納得です。

変えられるものというのは自分のことですが、変わりたくても変われないというのはよくあることですよね。

昨日と同じことをしていれば、退屈かもしれないけど、安心はできます。新たなチャレンジは楽しいかもしれないけど、不安がつきまといます。うまくいかなかったら嫌だなという恐怖もあります。

自分のことなので、誰かに強要されることもないし、変わるか変わらないかは100パーセント自分次第ってことなんですね。そういう意味では、変えられるものを変える勇気を授けてくださいというのもわかります。

僕も勇気と冷静さと知恵が欲しい。

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