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クセを直すには人と比較するのがいい

人と比較するって、悪い意味で使われることが多いです。
人と比べても意味がないとか、勝ち負けじゃないとか。

じゃあ、人と比較するのが無駄なのかというと、そんなことはないと思います。人と比較することで、自分の思考が偏っていることに気づくこともああります。要は自己理解が深まるんです。

少し前に数人のグループで自分の目標とか課題とかを話し合う機会がありました。自分のことを話して、みんなからフィードバックや感想をもらうという流れです。

人の話しを聞いていると、良くも悪くも自分の考えていることとけっこう違うことがあります。しっかり考えていてすごいなぁという人もいるし、なんか自分に甘くないかなって感じる人もいます。

自分が話す番になって、ひと通り話した後にみんなからフィードバックをもらいました。自分に厳しいよねとか、そんなに自分を責めなくてもいいんじゃないかなとか、そんなフィードバックでした。

自分ではそこまで自分に厳しくしているつもりもないし、自分を責めている自覚もありません。周りから見た自分と、自分から見た自分に差があるということです。

どっちがズレているのか?
自分のことは自分がいちばんわかっているのか?

ただ、実はこういうグループでの話し合いで、過去にも自分に厳しいと言われたことがあります。先に話した人に対して、自分に甘くないかなって感じたけど、そっちのほうが普通みたい。どうやら僕は自分に厳しいみたいです。それに自分を責めてしまいがちみたい。

自分のクセって自分ではなかなか気づけない。
特に思考のクセは目に見えないのでなおさらそうだと思います。

普通だと思っていたけど、もしかしたら自分を責めていたのかもしれないって感じで、人と比較することで、自分の思考のクセに気づけます。

気づければ自分に優しくしてみようとも思えるようになります。
気づかないままだと、自分に優しくするというのを自分を甘やかすことだと思ってしまいます。それだと自分に優しくできません。

人と比較することで、自分の思考の偏りに気づくことができます。人と比較するのも悪くないと思います。人と比較しましょう。

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