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ゴムと遮断


毎年5月6日はゴムの日!



キャットスーツと全頭マスクという組み合わせは、フェティッシュシーンの中ではなんとなく王道な感じがします。
取りあえずラバーの醍醐味を味わえるデザインとして初心者にはキャットスーツと頭まで覆うマスク、な感じもあるし(しかも最近揃って黒が人気のようで)、マスクの有無は端から見るとそれへの執着度合いもプラスして見えるようにも。


ここまできてなんですが、マスク系を着ける事が私は少ないのですが、実は顔を覆う見た目に対する恐怖心と言うのが割と幼少期からあります。
チェルノブイリ原発事故が起きてから反原発というムーブメントが活発になり、図書室に行って専門書などを読んだり、闇ルート映像ばかり揃えているセルビデオ屋で購入した原発事故のビデオ、なんてのが回ってきたりしたのですが、そんな状況で目にしたガスマスクしたこどもの絵がとにかく怖かった。
確か学校の図書室で見た本だったと思うので、タイトル失念しつつ、今回猛烈に探したところ、見つけました・・・(震え)

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トラウマの元

こどもが不安そうに呟いてるのがまた怖い!!!!泣

フェティッシュシーンにいる関係で恐怖心も今は緩和されているものの、人間らしさを失った、表情や意思の確認が出来ないビジュアルはいまもちょっと怖い。
恐怖とか不安が先に植え付けられた、私の中のトラウマ的フェティシズムの基本と言えるかもしれません。

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こどものガスマスク姿、短いむちむちした脚はちょっと可愛いカナ・・・


『AMERICAN HORROR STORY Season1  Episode 8』
アメリカンホラーストーリーは人気脚本家ライアン・マーフィーの人気ドラマ。
ダークゴシック感ある不穏な世界観でファンが多く、私も数話見ました。が。どちらかというと暗すぎてちょっと苦手で全話見れていません。数時間の映画だと平気なのですが、数シーズン、数話となるとちょっと私的にはきついなぁ。

このAHSにもラバーの話があります。(未見)


日本のDVD発売記念のイベントではKurageが衣装協力をしていましたネ。

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『Erwin Olaf - SEPARATION』
Erwin Olafは元々メッセージ性の高い作品が多い印象があるのですが、この作品は頭から足先までゴムに覆われている世界。
肌を出さないことにより、無菌感が一気に出て、終末感もあります。
そしてどこかしら未来感も。

ラバーファミリーはシュールでコミカルさもある。
マスクのおでこ辺りの浮きが気になった方もいたのでは。もう少しタイトフィットにして欲しいところ。2003年制作。

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『Lapalux -  Without You feat. Kerry Leatham』
LapaluxのMVは恋愛というものだけでなく人との距離感とか他者への不安などなど、物語を凄く感じます。 

中開けて本人確認しないんか、と思ったり。

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取り上げた作品は全て黒いキャットスーツ&全頭マスク。
ラバーという「衣装」は今までと違う感じを出したい時などに近年はよく取り上げられますが、これらの作品から受ける印象は変態というだけではなく、奇妙で異質、遮断や警告みたいなメッセージ性にも使われたりしている気がします。
ナースルック=癒し、メイドルック=忠誠みたいなノリでキャット&マスク=不安、みたいなキーワードのあるコスチュームの象徴なのかな。

無菌感最強なラバーですが、日常使いにならないからこそのフェチズムというのはあるかな。

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変態方向。

『NIN INCH NAILS - Pinion』



5月6日はゴムの日。


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