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「REICOの読書日記」No39

英語の多読13「The Coldest Place on Earth」
Tim Vicary著

OXFORD BOOKWORMS LIBRARY STAGE1
読みやすさレベル2.2 総語数6300語

ノンフィクションで、南極点到達を目指した二つのチームについて書かれています。
 イギリスのスコットのチームととノルウェーのアムンゼンのチームです。  今でこそ、南極観測のための立派な施設もありますが、1910年当時、南極大陸はどんなにか厳しい状況であったでしょう。
 奇しくも同じ時期に南極点到達を目指した2つのチームがあったことは知っていたものの、どちらが先に到達したのかすら、実は知りませんでした。  結局、アムンゼンが先に南極点に達したのですね。
 犬を使って、人もスキーの移動に慣れていたノルウェーに対し、 電動のそりやポニーを使ったイギリスのスコット、移動の主力に何を用いたか、 が明暗を分けたのでしょうか。
 しかも白夜が明けた8月から行動を開始したアムンゼンに対し、 スコットは10月に動き始めました。
 早く行動を起こしたことで、危ない場面もあったものの、アムンゼンのチームは全員無事で、 南極点到達レースに勝利したのです。
 それに対し、スコットはアムンゼンに先を越されたうえ、帰る途中一人の隊員を失い、 結局、自分も共に行動していた2人の隊員とともに基地に帰ることなく、亡くなったということです。

  OBW のレベル1で、単語はそれほど難しくありませんが、人名など固有名詞が多くて、 その発音がわからないために、ちょっと読みにくかったです。 でも、当時の写真もたくさんあって、興味深かったです。

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