れいち流の「信じる道」
Googleで検索しても、chatGPTに聞いても、
基本的に「自分の信じる道」を貫き、
他人の意見や周辺の影響を受けずに進むことを推奨している。
それ自体が間違いだとは思わないが、
それに伴うデメリットと、反対のことも考慮しなければならない。
例えば、自分の信念を強く持って突き進んで壁にぶつかった時、
誰もがそれを簡単に乗り越えるほど強い信念を持っているわけではない。
中途半端な信念では逆に反動が襲い掛かり、
悪循環のスパイラルに迷い込む恐れもある。
また、信じるだけでなく、疑うことによって反省・検証ができることもあるし、
己の価値観に疑念を抱くことによって、新たな価値観を得るとも言える。
人をどんなに信じていても裏切られることはあるし、
己の能力に自信があっても、思い通りにいかないことはある。
順風満帆で全て「思い通りになる」と信じて、
プラス発想、前向きな思考に取り組もうと思っていても、
いずれ、バテて、大きな挫折を味わう可能性も否めない。
英語の勉強をしていると、5W1Hという概念がとても重要なのだが、
この「信じる」という行為も、良くも悪くも非常に強力で、
人生を大きく左右するものでもあるので、
なぜ信じるのか?
何を信じるのか?
いつ、どこで信じるのか?
誰を信じるのか?
どのように、信じていくのか?
これら1つ1つが大切になってくる。
何故に信じて、何者を信じて、何処に向かうのか。
「信じる道」のない、あっても暗い、明確でないと、
普通の人は恐怖や不安を抱くもの。
キラキラ輝くような道じゃなくてもいいから、
せめて、己の歩んでいこうとする道ぐらいは、
目に見えてわかるぐらいにしていく必要がある。
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