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色々と考えさせられたいちごおはぎ作り。
いちごと小豆があったので、あんこを炊いていちごおはぎを作りました。
いちごは、以前築地市場の青果卸売でアルバイトをした時に、青果おじから頂いた茨城県産「かおり野」という品種。キレのある酸味と上品な甘さが特徴です。小豆は北海道で住み込みをした農家さんの今年の小豆。
そんな最高の食材に最高の思い出が詰まった2つの食材を掛け合わせたら最高加減も2乗になるのではなかろうか、そう思い立ったが吉日。早速いちごおはぎづくりに勤しみました。
作るうちに、いちごやおはぎについての学びを深めようと(誰)色々と調べてみたわけです。すると、ちょっと色々と考えさせられました。
まずは、おはぎサイド。
春は牡丹の花に見立てて「ぼたもち」、
秋は萩の花に見立てて「おはぎ」と名称を変えるそうです。でも、夏は?冬は?少し不安になりました。
「あたしの名前はね、春は桜子で秋は月子。夏と冬は名前がないの」そんな友達には未だかつて出会ったことがありません。
次に、いちごサイド。
いちごの魅力4要素、と言うなればそれはあまおうの名の由来である「あかい・まるい・おおきい・うまい」に集約されています。
しかし、いちごおはぎとなったいちごの運命。
赤みはおはぎ色に染まり。
まるさはおはぎによって覆われ消滅
大きさはおはぎと合わさって評価されます。
美味しさもいちご単体のものではありません。
もしかすると、いちごおはぎを作った私は。おはぎに持続性のない期間限定の名を与えいちごの良さをかき消すスイーツを作ってしまったのではないだろうか。
心配で心配で夜も眠れません。
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あんこの甘みといちごの上品な甘さが最高でした⭐︎
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市場のおじが青果好きの物珍しい小娘に
沢山のイチゴをお裾分け...!!
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