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あまりいないかと思いますが、ちょっと珍しいかぼちゃを紹介するのでかぼちゃ博士になりたい方にはうってつけの記事です。

可愛い子にはかぼちゃの旅をサセヨ

“苦労は買ってでもしろ”
“可愛い子には旅させよ”

どうも我が国では、苦労や大変さ。大変であることを美しき愛でるべきものとする風潮があります。

買うって、どこに売ってんねん苦労。
可愛い?!ありがとうゴザイマス。

常にポジティブな思考と心意義があれば。我が国という権力(壮大)に対抗することができるのですが....。やはり、なかなか小娘1人で我が国に対抗すると言うのは難しいもの。

大人しく従ってしまう時があります。

特に、

“やりたいことをするためには、やりたくないこともしなければならない”

そんなことを愛すべき野菜を前に言われちゃあ、
すかさずチケットぴあで「苦労券」を購入するしかないでしょう。

野菜と向き合うにはしばし苦労が伴います。
何なら付き纏ってきます。鬼ごっこで「鬼返し無し」のルールであるはずなのに、しつこく追いかけてきたあの子を思い出します(誰)

しめじの石突きはしっかりと切り落としますし
オクラはしっかりとガクを取ります。じゃがいもは、調理法によっては皮を剥いて面取りをします。

とうもろこしをわんさか食べる時は、
しっかりとフロスを胸ポケットに常備し、味わいと身嗜みの両立の手間を厭いません。

野菜とあたくしの二人三脚。
いや、ムカデ競走?

とにかく野菜面での苦労であれば喜んで買いますし何なら何かと苦労とシツコイ我が国(壮大)と
マブダチになれそうな予感です。

そしてれいちゃんが思うトップオブ苦労が伴う野菜。その名もかぼちゃ。パンプキンです。

丸ごと買うと、手始めに入刀の儀式。
なかなか進まぬ刃にイライラします。
ハーブティーを常備してイライラを鎮静しましょう。

そしてやっと切れたと思ったら、出てくる種の山。そこら辺の土に植えれば、いつの日か収穫できるかもしれませんね。

そして、さらなる小分け入刀の儀式。
将来、何かの折に「適当な大きさに切る」というアバウトな要求をされた際に上手く対処する練習になりそうです。

こうしてやっと下準備を終えたかぼちゃ。
口にするまでの過程に少々お時間がかかります。
ですが、この苦労は買ってでもしてください。

さもないと、旅になりません。
皆さんは可愛いです。キュートです。
旅をしましょう。

かぼちゃの旅です。

◎赤皮栗かぼちゃ

《赤皮栗かぼちゃ》
◎皮がオレンジ色で独特の見た目が特徴です。
◎柔らかいため少しの火入れで調理できます。
(かぼちゃの入刀に苦戦している方には朗報です)
◎ねっとりとした舌触りでシルクスイートのような甘み。目を瞑るとさつまいもと間違えそうになります。
◎とろける舌触りなので、シチューは特におすすめ。和風の味付け(胡麻和え等)にもピッタリです。

◎雪化粧かぼちゃ

《雪化粧》
◎皮の色味が薄く白っぽい見た目が特徴。まさに雪化粧ってやつ。
◎ほっくり系かと思いきや、意外にもねっとりとした甘みを持っています。
◎甘みが強いため、シンプルな味付けでも抜群に味を感じられます。
◎他の具材や調味料と味が絡みやすいので煮物など味シミシミ系の料理に最適です。

◎バターナッツかぼちゃ

《バターナッツかぼちゃ》
◎瓢筆のような可愛らしい形が特徴的です。
◎オーブン焼きやポタージュの料理方法はお馴染みの調理法すぎて、Googleに飽和状態なのが玉に瑕。そこで敢えて勧めたいのがシンプルに茹でて食べる調理法です。
◎そうそう、シチューに入れてもトロトロに仕上がるわよ♡

◎坊ちゃんかぼちゃ

《坊ちゃんかぼちゃ》
◎坊ちゃんの名に相応しい小さめサイズで可愛らしいです。
(一般的なえびすかぼちゃサイズのものと比較すると)
◎ホクホクしていて甘みが強い味わいです。本当にほくホックしています。
◎ラップに包んでレンジで温めれば皮まで食べられる優しさ&柔らかさ。
◎ハロウィンディナーやクリスマスディナーにお困りの方は、是非とも坊ちゃんかぼちゃの種をくり抜いて丸ごとグラタンにするのはおすすめです。

負けないでください。
諦めないでください。
種を取ったまま放置しないでください。

どうか、貴方がかぼちゃを口に入れるその瞬間まで
小娘がサポート致します。

一緒に我が国でかぼちゃの旅をしましょう。

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