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日本三大寿司。いなり・手鞠・ちらしに物申す。
〇日本三大寿司①:稲荷寿司の巻
お稲荷さん。
食べ物で唯一さん付けされる不思議な食です。
たまに“様”付けになります。
お稲荷様。
お疲れ様と疲れていたら間違えそうです。
本当にお疲れというサインになるかもしれません。
そんなお疲れ様改め、お稲荷様にれいちゃんも対抗心燃やして
れいちゃん様にしようか悩み中です。
油揚げとKOMEのフルコンボ月に代わってお仕置きよラブアンドベリーペアを味わえるこちらの料理。
今から、ちと物申します。
油揚げ。
その名も通り”油”で”揚げた”
ですがどのサイトのどのレシピを見ても。
お稲荷様完成予想図の御手前には
“油抜きをする”
と書かれています。なんということでしょう。
油で揚げられる運命を背負ったのに
油を抜かれる残酷さ。
これはおかしいです。
これは通報案件です。
徒歩12秒の地点に(れいちゃん計測)お豆腐屋さんがあります。
油揚げが揚げたての時は薄袋に入れず
【揚げたて味わってね】
と油の存在感を大いに味わうよう指導を受けます。
こんなに立派な大きさなのですから。
![](https://assets.st-note.com/img/1679911627822-Lrj0OI1jO7.png?width=800)
道産子出身のお豆腐屋のお姉さん。
油揚げのプロフェッショナルが揚げたサクサク感こそ堪能すべきだ、と言っているんです。
レシピサイトの皆さん。
これは一体どういうことでしょうか?
油は抜く必要があるのでしょうか。
油揚げくん。君の意見も聞かせてください。
とここまで長々と考えて思いました。
“これほどまでに油抜きを推奨しているのだから従おう”
郷に入れば郷に従え。
しっかりとレシピ通りにまず菜箸で伸ばして袋状にしやすくし。
![](https://assets.st-note.com/img/1679911758670-SA6ynlOiDs.png?width=800)
いわゆる普通箸っす
問題となった油抜きをし。
![](https://assets.st-note.com/img/1679911808088-rt7ak4hneC.png?width=800)
しっかりやったヨ
甘辛くコトコトした油抜き揚げと。
![](https://assets.st-note.com/img/1679911899522-XatN0CQZYY.png?width=800)
コトコト系小娘
土鍋炊きの美味しすぎるお米とのダブルアクセルを楽しんだれいちゃんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1679911937333-SEokItTTf0.png?width=800)
〇日本三大寿司②:手鞠寿司の巻
友人の成人式の前撮りでやたらと登場していた
“手鞠”
の存在。
しかし、それ以外の日常では
正直一度も見たことはない。
もちろん使ったこともない。
お手玉との違いは正直よく分からない。
つきましては、
目の前に”手鞠だよ”と急に差し出されても。
”う、うん”と少し戸惑ってしまうに違いない。
どんな手違いが起きようとも。間違っても、
“お。ありがとう”と受け取り。
器用に使いこなすことは出来やしないだろう。
とはいえ、手鞠寿司の存在は遥か昔から知っており(とはいえ、地球に滞在してかれこれ23年)
その愛らしくていじらしいフォルムは前々から自分の手で作ってみたいオトメゴコロをくすぐった。
具材がちょっと節約志向なのは気にせず。
![](https://assets.st-note.com/img/1679912372183-FytKsdAEg5.png?width=800)
幕を閉じた
刺身系は他の刺身パック選抜に惜しくも入れなかった端切れの寄せ集め'sを小娘が救い上げた。
写真にないが、いくらの代わりにとびっこを使用。
いくらの値段を見て心なしか震えが止まらなくなった。いくらはいくら?そんな冗談を口にする余裕はなかった。
複雑そうに見えて意外と簡単。
そんな世界線の延長にある食べ物。
ラップを敷いて具材を下に。
可愛いお米を乗せてきゅきゅっと丸めれば完成。
寿司職人までの道のりは10年というが、
手鞠寿司業界はきっと別。
寝起き3秒の世界線。
言い過ぎました。スミマセン
![](https://assets.st-note.com/img/1679957252821-5ylcyfR1jf.png?width=800)
サーモン×錦糸卵
![](https://assets.st-note.com/img/1679957301727-DQXYRatDaF.png?width=800)
きゅうり×とびっこ
ぶり×大葉
![](https://assets.st-note.com/img/1679957285004-pxhs1QhIQ4.png?width=800)
〇日本三大寿司:ちらし寿司の巻
行事ごとに盛大なお祝いをする性格では正直ない。
クリスマスだって
静かにご飯とお味噌汁を食べたし。
1月2日には、おせちなんて遠い記憶だった。
それでも...。
ちょっとは気分を味わいたくなる時もあるわけで。
クリスマス翌日には友人のSNSに感化されて
アボカドとクリームチーズを和えていたし。
1月4日にはおせちが恋しかった。
そんな小娘の前に立ちはだかった3月3日。
そう雛祭り。
ちらし寿司だの。
はまぐりの吸い物だの。
全く食べる気はなかった。
無かったのだが。
3日を過ぎてから湧きあがるちらし寿司欲。
作りたいのか、
食べたいのか。
難しい境界線と戦いつつも
寝ても覚めても頭はちらし。
作った。
結論。
作った。
具材?しっかり集めた。
![](https://assets.st-note.com/img/1679957800524-9UVMXMTEar.png?width=800)
お米?朝から土鍋で炊いた。
ちらし、という名の通り酢飯の上に具材を散らせば終わると思っていたが甘かった。
ちらしという割に卵を最初に乗せるのが良いとYoutubeは言うし。
えびとインゲン(マーメラス使用)は
綺麗に均等に並べよと細かい指示。
どこがちらし、なのか。
整列の間違いではないのか。
葛藤の末に辿り着いた完成図。
![](https://assets.st-note.com/img/1679957978428-IPuVnjvmDu.png?width=800)
なかなか遅めの雛祭り。
五人囃子の笛太鼓すら聞こえなかった。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
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