最近、最高気温を体感で当てられる能力が身につき始めたのはきっと私だけではないはず。どうも、れいちゃんです。
37℃とか36℃を経験すると、31-2℃の時に『可愛いもんよ』と思ってしまうのって結構恐ろしい。せめて心の温度だけは年間平均17℃くらいに保っていたいものです。そんな本日。れいちゃんの心温度は簡易式百葉箱設定でいきますと23℃。普段よりも少しお高め設定です。
先週の金曜日、映画『君たちはどう生きるか』を観ました。
なんだろう、このなんとも言えない気持ちは。感動した~という涙々の作品ではありませんでした。かといって、何も感じなかったわけでもない。いわば”なんとも言えない気持ち”に苛まされている最中です。
同じように映画を観た方や、「みんなあの映画、どこまで理解できたの…?」と1人で映画を観に行ったが故に誰にも聞けずじまいだった疑問を映画レビューで検索する始末。複数のレビューと、感想を見比べる中で強く思ったのは
『間違いなく、百人百通りの解釈と感想がある映画だろうな』
ということ。今回は、私が映画を観る中で感じたことに加えて他の方々のレビューや感想から『確かにその通りだな』と共感できたことの2つの視点を中心に総評で締めたいと思います。(下記からネタバレを含みます。観ていない方で内容をまだ知りたくない方はご容赦くださいませ)
〇映画を観る中で感じたこと/考えたこと
⑴大きな壁を乗り越えた後は、一旦波が穏やかになる、という教訓
⑵その相手の一面だけを見て”悪者”と判断していない?という問い
⑶自分の『塔』は自分の手で立てる、という教訓
⑷見返りを求めない行動が、巡り巡って違う形で戻ってくるという考え
〇映画を観た方の感想で共感できた内容
⑴宮崎駿自身の『共感してほしい』という想いはなさそう
⑵高頻度で描かれる『シンボル的建物』の存在が今回は無い
〇映画の総評(小説との相違点も含めて)
期待の割には印象は薄いけれど、薄すぎるかと言われればそうでもない。
が答えです(笑)見終わって数日してじわじわ考えさせられる不思議な作品でした。
実は、元々読んでいた原作の小説はかなり好きです。『粉ミルクの法則』をコペル君が発見した時は「確かにな~」と思いましたし、『石段の思い出』についての章でも「うわ~めちゃ分かる。後悔から学ぶことって多いよな」と共感の嵐でした。
小説の世界観を壊してくなくて、観に行く予定は当初なかったのですが。知り合いで先に観た方が「あまり印象的でなくて、ピンとこない作品だった」という言葉を聞き。むしろ気になるというか、ミーハーの波に乗りたくないけれど、乗らない自分にも耐えられなくなったというか。
『まあいっちょ観てやるか』
と小生意気な小娘は思ったわけです。小説とはまるで違う内容でしたが「別物」として捉えるのであれば
なんだか今回は上手く文章としてまとまっていない執筆となりましたが、綺麗にまとめて発信するよりも観て、じわじわ込み上げるこの想いをそのまま綴れ、と心が叫ぶのでそうしてみました。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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