見出し画像

アートの話をしていいですか?その1

まだ真っ白な水彩紙を広げて

オレンジの色鉛筆で下書きを始める。

その上から、黒色のえんぴつであたりをなぞって、色を載せる準備が整う。

そうしたら、いくつもの絵の具がついた筆洗いに

透明で新鮮な水を入れ、いくつもの色が入ったパレットを広げて筆を取る。

固まった絵の具たちを水で溶かしていき

頃合いを見てその上に絵の具を載せていく。

いつもの儀式。

いつもの絵を描く前のプロセス。

いつからか

その儀式を行う私のことを「アーティスト」と呼ぶ。

でもアーティストってなんだろう。

芸術家ってなんだろう。

先日、フォロワーさんに

「アート」について聞いてみたら、色々な答えが返ってきた。

「叫び」「希望ある自由の世界」「癒し」etc...

その答えは、私を唸らせるものばかりで、何だか絵を描いている私が恥ずかしくなってしまうぐらい。

でもそれと同時に、どこかで求めて頂いていることにとても嬉しさを覚えた。

そして、まだまだだな、と自分の絵についての課題が見えた瞬間でもあった。

「私はまだ、世界を表現しきれていない。」

そう思うのだ。

2021年7月の現在、

黒沼Reiaが思う、アートのこと。

マンガというエンターテイメントと

絵画というアートを行ったりきたりしている。

若いと、一言で済まされてしまいそうだし

案の定まだ沢山経験したいことも表現したいこともあるけれど

ここで一度筆を取ってみようと思う。

アートとは何か。

私は今の世界をどう見ているのか。

そして生み出すこととは何かについて。

どうぞお付き合いください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?