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電子書籍『キウイ基地――ポルノ女優と過ごした夏』関連

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2023年6月23日発売(匠芸社・シトラス文庫)の「キウイ基地──ポルノ女優と過ごした夏」関連の記事になります。
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#恋愛

好きな女を守るためなら、何のちゅうちょもしないのが、男だ

   黒いコウモリ傘を差した、黒いスーツにオールバックといういかつい風貌の男は、祐介の自…

柚木怜
3週間前
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【キウイ基地】最後の最後まで、そんなことを……。

   また会える? いつ戻ってくる?  一番聞きたいことはいまだに聞けていない。いや、聞…

柚木怜
1か月前
17

【キウイ基地】僕の彼女は〝ポルノ女優〟。

※ こちらは『キウイ基地ーポルノ女優と過ごした夏』(匠芸社・シトラス文庫)のワンシーンを…

柚木怜
7か月前
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【キウイ基地】郷愁のショートムービー

 官能小説の朗読チャンネル「ちづ姉さんのアトリエ」では、過激な描写のある動画は年齢制限を…

柚木怜
8か月前
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今日一日、一緒にいて…すごくしたくなったの

こちらの記事は「キウイ基地ーポルノ女優と過ごした夏」(匠芸社・シトラス文庫刊)から抜粋し…

柚木怜
9か月前
39

途中で嫌になったら、言ってね……すぐに出るから

こちらの記事は『キウイ基地ーポルノ女優と過ごした夏』(匠芸社・シトラス文庫刊)から抜粋し…

柚木怜
9か月前
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出演女優と一緒にピンク映画を観た

 祐介は食い入るように映画を観ていた。  利香子さんはいまも手を握ってくれていた。  スクリーンから、シャワーの音が聞こえてきた。  もうもうと湯気がたちこめるなか、女性の足首が映った。カメラは下からゆっくりと、ふくらはぎ、膝の裏、太ももの裏を映していく。やがて弾力感のある桃尻がスクリーンいっぱいに広がった。お尻の割れ目が深く、シャワーの水も尻溝になだれこんでいた。  祐介はハッと息を飲んだ。これは、もしかして……。  続いてカメラは女性の前面にまわり、綺麗な鎖骨から、隆起し

官能ショート『プロが教える人妻のイカせ方!?』

「祐介、これ、なあに?」 利香子さんの一重の瞳が妖しく光り、潤んでいた。 裏山に設営され…

柚木怜
1年前
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官能朗読「それ、だめ…声、出ちゃう」

 YouTubeチャンネル「ちづ姉さんのアトリエ」では、1分間の官能ショート動画を投稿していま…

柚木怜
1年前
23

お母さんがオナニーをしているなんて…

 怯えながらも、小窓からのぞき込むと、渡り廊下に、人影があった。  幽霊だ。女の幽霊であ…

柚木怜
1年前
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一糸まとわぬ彼女は森の妖精みたいだった

「ほんと、暑いわね。汗が止まらない。外のほうがまだマシね」  利香子さんは四つん這いのま…

柚木怜
1年前
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負けてなるものかと、機関車の車輪のごとく──。

 嫌な予感しかなかった。利香子さんの身に何かがあったとしか思えなかった。  利香子さん、…

柚木怜
1年前
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九歳も年上なのに、俺の下で泣きそうな顔になって…

「んっ、んんっ、ハア、ああッ……」  利香子さんはできるだけ声を抑えようとして、唇を結ん…

柚木怜
1年前
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【本日発売】『キウイ基地ーポルノ女優と過ごした夏』

「こんなに何回も出されたら、私……祐介の、女にされちゃったみたいじゃない」  顔を隠したまま、利香子さんが拗ねたように言った。  思わぬ告白に、祐介は理解が追いつかず、言葉を失った。代わりに、夏は午後六時に鳴る『夕焼け小焼け』の防災行政無線チャイムが響いてきた。 「あん、もうこんな時間。そろそろ帰らなきゃ」  夢から覚めたように利香子さんがむっくりと起き上がった。 「あ、待ってよ。いま、なんていったの……?」  逃してなるものかと、祐介は利香子さんを抱き寄せて、必死に抑えこん